医療コンサルティングの高野です。
人との信頼関係を築くために必要になるのが、感謝の気持ちです。
実際、人は独りでは生きることができません。常に周囲の人との関係性で生きるという宿命を持っています。
人と関わることは、いろいろな関係性を生み出します。摩擦であり、誤解であり、理解であり、いろいろな状況を生みます。その人と人との関係性の仲で重要なのは、やはり感謝するということではないでしょうか。
私はまだ人間ができておらず、全ての人に感謝できるほど人格者ではないのですが、感謝の気持ちを常に意識できるようになってきました。ただ、うまく伝えきれない場面も多々あります。しかし、お互いの気持ちを整理し、うまく感謝の気持ちを伝えられることができれば、人間関係の多くは改善できると言えます。
院長であれば、何かをしてもらった時に「ありがとう」という言葉を言います。しかし、聞いている側は、気持ちがこもっていないと感じます。「言った」ことに満足してしまうと、どうしても気持ちが伝わらないのです。当事者にするととても難しい問題です。
経営者として生きるためには、言われる過ぎている言葉なのですが、感謝や謙虚などの人間としての根本的な要素が、重要であると実感する毎日です。