医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。
不景気な時代という話が出始めて、かなり経っていると思いますが、常に景気には左右されます。
1月の来院患者数があまり伸びていない医療機関がありましたが、2月3月になり少し回復基調にあるようです。
景気というものは、実感するまでにはかなり時間がかかり、タイムラグが生じます。
そのため、実感できるまでには景気が悪化しているということもあります。
昨今の医療機関の患者数を見ていると、既に報道されている景気の流れには影響されない時代になってきていると思います。単月レベルで患者数が減少しても、次の月には戻ってきているということもあります。
これは景気の変化というよりは、来院していただく目的を患者さんにキチンと理解していただいているかどうかということです。
医療機関に来院するためには、患者さんが何かしらの目的を感じなくてはなりません。病気なのか、検査なのか、予防なのか、美容なのか、その目的をはっきり自覚できるような医療機関を作り出す必要があります。
眼科医院だから、ではなく、○○をするためにいかなくてはならないところというような、明確な目的性を理解していただく必要があります。
そのためには、情報発信が必要です。
・視力を回復するためには眼科医院にいかなくてはならない
・コンタクトレンズを購入するためには眼科医院にいかなくてはならない
・将来の視力の悪化を防ぐためには眼科医院にいかなくてはならない
など、その目的を理解していただくための情報発信を続ける必要があります。