医院経営と時流の理解 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


医院経営を考える場合、どのような戦略をとるのかということが大きな課題となります。


医院経営においては、働く人全員は帰属意識を高め、その組織で働くことに意義を感じられるような仕掛けを行う必要があります。


その中では、働く仲間の意識や、考え方を理解しあう必要があります。


組織として同じ方向を向くということは難しいことです。人それぞれの考え方がありますし、価値観のバラバラです。この中で、一体化と呼ばれる状態に向うことを目指す必要があります。


同じ目標、目的をいかに持つかということが課題ですが、それ以上に働いていることに誇りをもてるのかということが重要です。


誰のために仕事をしているのでしょうか?


患者さんのため、自分の家族のため、院長のため、などなど。


その目的が同一であれば、次第に価値観も統一化されてきます。


ザッポスというアメリカのWEB会社があります。
返品も無料、必要であれば複数の商品を選び、必要なものだけを選んでもらって返品してもらうという、もともと返品を前提にしたサービスを行い、成長している企業です。


消費者が必要と感じている、これがあったらいいということを真摯に向き合い、実施していくことで組織は成長していくのです。


ボランティアでは駄目ですが、長期的な視野で利潤を得られるようになるのです。


もう一度、働いている仲間の方向性を確認しなくてはなりません。