医院力の分解 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

整形外科、眼科、歯科医院の医療経営コンサルタントの高野聖義(昌則)です。


医院の力とはどのように判断するのでしょうか?
いろいろな考え方はあります。


機能評価制度のように公的な判断基準ということはありますが、その基準をクリアしたことにより、多くの患者さんが集まるわけではありません。


患者さんが集まっている医院えは、第一に医師の力です。治療の力であったり、診断する力、説明する力などの力があるかどうかということがあります。患者さんがどうとらえるかということであり、用件定義はできますが、絶対的な評価を下すことが難しい領域となります。


患者満足度の調査で判断することになるとは思うのですが、評価の基準は患者さんであり、公的な機関で決められるものではないと言えます。常にドクターが力を高めていくのかということが重要です。


第二に認知力です。


医院の名前が知られているのかということが、患者数確保にも影響を与えます。


いかに認知度を上げていけるのかということが重要です。


このように、分解していくと、医院の力は、大体10の力で分析できるのではないでしょうか?


その分解により、何が弱いのかということが分かります。更に何が強いのかということが分かるのです。


これからの医院経営に関しては、細分化した要素をアップしていくのかが医院成長の課題です。