女性のこころをつかむマーケティング | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院、整形外科の診療所経営コンサルタントの高野聖義(昌則)です。


女性の気持ちは男性にとって理解できないものです。

本当にわからないですね。
今もいつも悩んでしまいます。
私の私生活の問題はともかく、何かしらの事業を行うためには女性のハートを掴む必要があります。


そんな女性の気持ちをいかに知るかという点で参考になる本です。


女性のこころをつかむマーケティング



先日、情報番組で男性の行動の中で幻滅してしまう行為ランキングが発表されていました。

 1位 車庫入れが下手
 2位 道がわからなくても人に聞けない
 3位 バーベキューで火を起こせない

というものでした。
ランキングというものはいい加減なものなので、全ての女性が、このような行為で男性に烙印を押しているとは思いません。
テレビの情報番組は、視聴率を取るために作られているので正しい情報なんで流していませんので、面白いか、消費者がそうかと納得できるかどうかで作られています。


このランキングを見ると、女性がこの行為はちょっとというように感じるであろうという納得性の高いランキングなのだと思います。


この中で2位の道がわからなくても人に聞けないというのが、ものすごく男性の特徴に当てはまるのではないでしょうか?


お店で商品の位置を容易に聞ける男性の比率は低いと思います。
そうでない人もいます。ただ、男性自身の持つ特性と結びついている行為なので、理解しやすい例だと言えます。


男性は、弱みを見せることを嫌がります。
できれば、強い自分であることをアピールしたいのです。人に勝っている自分をアピールしたいのです。

勝てることでは、大きくアピールし、負けそうなことはしません。


人に道を聞くということも、自分の弱みであると認識してしまう傾向にあるのです。


このような経験は、私もしていますし、眼科研究会や歯科研究会の院長先生と話をしても、大きくうなずくことのようです。


女性のこころをつかむマーケティング


著者がアメリカの方なので、基本的にアメリカの生活をベースに記載していますが、翻訳の際、日本にも適用するように工夫して書かれているようなので、理解もしやすくなります。


男性院長先生は必読です。