意識の変革と行動の変化 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

整形外科、眼科医院、歯科医院の診療所経営コンサルタントの高野聖義(昌則)です。


意識をいかに変えるのかという点は重要になります。ある医院で数値把握を始めました。単純に月間の医業収入を紙に書くということからのスタートです。


数字を紙に書き、見るということで、意識は変化し始めます。もっと医療収入があってもいいなあ、レセプト単価って下がっているのか厳しいなあ、患者数は増えているなあ。


数字の感想からのスタートです。現状を見ると、理想の数字とのギャップが生まれます。それを感じます。すると、行動が少しずつ変わります。


数字を見て絶望すると、もっと数字は落ちてしまいます。
数字を見てもっと増やしたいと感じると、数字は持ち直します。
数字を見てもっと良いはずなのになんでかなあと感じると、何か行動を始めようとします。


この段階で、どうやって数字を上げようかと悩んでしまうと伸び悩みます。自分の価値はもっと高いはずだと確信している人は伸びていきます。自分の価値はもっと高いと感じているので、もっと何かできるはずだと感じていくのです。こんなはずではない、では何かしなくてはならないと感じていただくことが一番であると言えます。


これは意識レベルを高く保つことだと思います。自己啓発系の話のようになっていますが、これで本当に伸びる人がいるのです。


無理にプラス発想になろうとすると苦しむ人が多くいます。

ではなく、根拠がない自信を持って欲しいのです。

人は行動すれば結果が出ます。その結果が少し早いか、遅いかの違いです。

行動し続けるためには、数字を見ることが一番です。

まずは、自分はできると信じて、できる自分と現在の数字を比較していただきたいと思います。