眼科医院、歯科医院、整形外科の診療所経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
歯科技工業界は苦しい業界です。
現在、ジルコニア、オールセラミックなどの自費補綴物の歯科医院向け納品価格が下がっています。
この価格ダウン傾向は今後も継続するといえます。
同時に前回も話をしたとおり、若手技工士の離職状況が顕著です。
どんなに働いても・・・・、と夢をなくしてしまった若者が多いのではないでしょうか?
また、歯科技工自体、技術の勝負の世界です。
学校を卒業しても通用はしません。
時間をかけて仕事を覚えなくてはなりません。
その教育の余裕がなくなってきてしまったようです。
経済活動としての歯科技工経営を真剣に考える必要があります。
単なる価格競争を助長するようなマーケティングでは生き残りはありえないといえます。