眼科医院、歯科医院、整形外科の診療所経営コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
ではリーダーに適任なのはどのような人なのでしょうか?
一つだけ必要なのは、人が好きかどうかということです。
診療所経営では常に人間関係が重要となります。
そのため、人に関心が持てる、人と話すことが好きであるという要素は必須です。
他にも重要な要素はありますが、まずは人に興味が持てるかどうかを第一前提としていただければと思います。
また、リーダーと聞くと、学校の部活動のキャプテン的な印象を持つ方が多いのですが、リーダー像は千差万別です。
どんどん組織を引っ張る「率先牽引型リーダー」、周囲の人をサポートする「縁の下力持ち型リーダー」、周囲から自然に助けられる「周囲助力型リーダー」など、リーダー像は様々です。
リーダーになる方の性格や現在の組織状況によって変化していくのです。
リーダーに着任する場合、その職員の方は率先牽引型のリーダー像を心の中で描きます。
自分と心のイメージを比べ大きくギャップがあるために、リーダーはできないと感じるのです。
まず、リーダー像は人それぞれであり、自分で適したリーダー像で問題はないということを伝えていただきたいと思います。この話を伝えていただくことで心理的な障壁を乗り越えられるのです。