医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
先日、ものの原価について議論になった。
相手が主張するのは、全ての洋服の原価は、買った金額の数パーセントだからバカバカしいと話していた。
この考え方がバカバカしい。最近のファストファションの商品についての不満である。
原価の考え方は様々だ。小売業であれば仕入価格となるが、実際には販売経費がかかる。
汚い店で、接客もひどく、会計を滞りなくやっていくためには経費がかかる。ここで言えば、内装費、教育費、システム費などであるが、かなり経費はかさむ。
お客は、きれいで、いい接客で、会計で待たされない店を選ぶ。
この消費傾向は物の値段を吊り上げるのである。また、広告宣伝活動も膨大な経費だ。
その全ては商品の価格に反映されていくのだ。全ての経済活動の結果だ。
日本人はあまりにも無知であると感じることがある。
身なり、外見で人を判断する人は多い。しかし、実際の人物は違うといえる。
見た目と違って当たり前だ。人生経験を積んだ人であっても、判断を誤る。
そんな失敗をしないために、自分で考えることが必要だ。勉強し、考えることで初めて楽しい人生を送れるのだと思う。
浅い考えから脱却し、深く考える必要がある。
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