医療コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
最近のコンサルティングのキーワードとして、LTV(ライフタイムバリュー)という言葉を使っています。
医療でも、他の業界でも不景気の時代は一回の消費金額が低くなります。
そのため、一回での販売金額を高額するのではなく、長期的にいい顧客にするための施策を打つ必要があるのです。
ある歯科医院での平均単価は、数百万円です。
フルマウスのインプラントで高額の症例が出ます。
しかし、初回の患者さんでこの高額が決まるということは、広告を打たなくては無理なのです。
その広告も数百万円です。
(この医院では、投資回収として数倍の診療収入がありますが・・・。)
広告を打たなくても高額が決まるのは、既存の患者さんなのです。
既存の患者さんとの信頼関係を深く強くすることでどんな高い金額でも決定しているそうです。
これが大きなポイントです。
最初は少額でも構わないのですが、長期間でのつながりがあることで、高額の診療や収入につながります。
つまり、一人の患者さんからの一生の関係性から生まれるLTVの最大化名のです。
今は売り込み臭あると人は逃げてしまいます。
いかに売り込み臭をなくしながら営業をしていくかがポイントの時代のようです。