コンサルティングファームと呼ばれる大手コンサルティング会社があります。だいたい外資系でかっこいいイメージですね。
そのコンサルティングファームの適正試験みたいなものが、ある人材紹介サイトでありました。
【問題】
・コンサルティングによる効果はどのようなものか。説明しなさい。
おーと難しいテーマです。
まずは、クライアントの期待値が効果のバロメーターとなります。
クライアントの期待値が、高い場合、そのコンサルタントの提案した内容はそのまま取り入れられます。しかし、期待値が低い場合は、その内容は受け入れられにくくなります。
故にクライアントの期待値がどれくらい高いのかというのがポイントとなります。
さて、効果のもう一つは、システム導入による効果です。
外資系のコンサルティング会社だと、コストカットを中心に提案されます。
いかに現状のコストを削減することができるか。
これを追求していくと、IT系の話が増えてきます。
確かに、大手企業だとその効果は絶大です。
経費額自体が巨額になりますから、コストカットで一億円なんて当たり前です。
例えば、事務の人材を正社員として採用し、その管理を行っていくと数百人のコストは巨額です。
これを派遣社員で補うことができれば、退職金の削減、及び、社会保険等の削減により、すぐに億単位のコストカットが可能です。
これを派遣会社に依頼することで簡単にコストカットすることができます。
ITといわれる分野でのシステムの投入は、この正社員の削減に大きく貢献します。
今までは、熟練した社員でなくてはできなかったような作業を派遣社員で対応することができるのです。
工場のような職人は会社として大きな財産です。
しかし、職人を育成するためには、長い時間と多くの経験が必要になってきます。
システムを導入することによって、職人の世界を平準化させ、派遣社員でもできるようにする。
これがシステムの導入の動機となります。
少し話がそれましたが、コンサルティングという場合、この人件費の削減といった効果を生むこと狙っています。システム導入によってどれくらい効果が得られるのかという点が、ポイントとなります。
効果は、このようなシステム導入(仕組みの導入)に対しての効果という点がまず挙げられます。
さらに影響を及ぼすのが、プロジェクトに参加するコンサルタントのスキルです。
これは、いうまでもありません。これらを考えると、
コンサルティングの効果
=クライアントの期待値
×システム導入による変化
×コンサルタントのスキル
となるらしいです。
それはどうかな、って思う部分もありますが、正しいところもあります。
これをロジカルに説明できる人がコンサルタントに向いているのだそうです。
俺、無理かも・・・・