医療コンサルタントの高野聖義です。
いろいろな医療機関にお邪魔した際に、リーダーやリーダー候補の方といろいろなお話をさせていただきます。お話をさせていただいている内容としては、現状についての問題点や、改善提案、組織化に向けた対策など、その従業員の一人一人の考え方や思いについてお話を聞いています。
その中で悩みの中心となっているのが、部下や同僚の考え方が分からないというものです。
・自分が若い頃は自分から先輩に質問し、自分から本を読んで話を聞いていた
・空いている時間があれば、自分で分からないことを調べていた
など、自分の当たり前と考えている基準と他の人々の基準の違いに戸惑っているというのが実情です。
このような基準を一般企業では、企業文化と呼んでいます。エクセレントカンパニーで紹介されているIBMなどの企業では、末端まで考え方の浸透が図られています。
トップの考え方が一番下の従業員まで浸透しているというものです。
サービス業の中で有名なのが、リッツ・カールトン・ホテルです。先日も夕食をここで食べたのですが、やはり働いているスタッフの動きは洗練されていました。
かなり不満に感じた大きな出来事があったのですが、今日はお話しないようにします。
さて、このリッツ・カールトン・ホテルでは、クレドという判断の基準となる行動指針を作っています。
多民族国家であるアメリカでは、従業員のバックボーンが違います。
そのため、考え方や判断の仕方を伝え、実行させるということが必要です。
そのため、行動指針を作っているのです。
皆さんの医院の行動の基準は統一されていますか?
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