13日の記事で地震発生した夜からボランティアで

被災地に物資を運んでいるヘリパイロットをご紹介し

16日に物資は自衛隊に一元化になりお役目ゴメンとなった

としました。


ところが昨日またいつもと違う時間に

犬の散歩をしているのに行き交い・・・

もしかしてまた飛んでいるのですかとお聞きしたら・・・



昨夜は緊急物資を運んで欲しいとの要請があり

ここの病院は昔ながらの透析機械を使用しており

使い捨てのカセットがないとのことで・・・

相馬の方に飛んで来たとのことでした。



あと以前にも紹介した


水のいらない粉ミルク


ひもを引っ張ると


38度の粉ミルクが出来上がり


前回と違い50メートル上でホバリングをして

大きいパラシュートで落とすことなく・・・

現地に降り立ったとのことですが・・・


先生が泣いて喜び・・・

雪の中赤ん坊を抱いた女性達に

拝まれてしまったと言っていました。




ここのところお会いしていなかったですねと言ったら

自衛隊が物資一元化とはなったものの・・・

全て現地に飛んでしまっており・・・


あれから2~3日してから病院向けの緊急物資を中心に

日用品・食品・水のいらない粉ミルクを

一日置きに6往復して運んでいると・・・


神奈川県のある市の消防航空隊の現役・退役の方々

10人で一日置きに飛んでだいたい一日に伸べ300トン

ただ時々朝帰りした日の夜にまた飛ぶこともあるそうだ。

緊急だから誰かがやらなくてはいけないと・・・

本当に頭が下がります。


いくら自動操縦があるからといっていつ乱急流に

巻き込まれるかもしれないので自動操縦はしたくないし

追い風などの場合は・・・絞り込んでいかに燃料を

使わないかが重要だとも・・・


ただ副パイロットの方が知力・体力勝負で大変なんだと・・・

いつも計器類は見ていなくてはいけないし

荷物を降ろさなければいけないしねと・・・

僕はただ操縦して下の動きに注意しているだけだと・・・



また政府そしてマスコミも発表していない

米国の空母とともに来ている一日に300人透析できる

病院船が来ているとしましたが・・・

沖合い4キロから60キロに離れたためヘリで往復して

患者を運ぶのが大変だとも・・・




地震から津波まで2時間半あったのですが・・・

第1波が1mでそれを見た住人達が・・・

津波警報解除していないにも関わらず・・・

家に戻り・・第2波が最大16mの津波で・・・

来れば来るほど大きくなり・・・

家に戻った方々がほとんど流されたという



これでは物資を運ぶのは自衛隊に一元化には

なってはいないのですが・・・


こういう影になりながら緊急物資を中心に

運んでくれる方々がいるということに感謝。



今日も昼頃から飛ぶと言っていたので・・・

気を付けてそして頑張って欲しいと思います。