大変お久ぶりです。皆さま。
数年ブログの更新がないため、
あいつ、海に落ちて死んだか?
とか
ダウンヒルで事故った?
とかアウトドア系ブロガー“あるある”に当てはめられかねないレベルのさぼりをしていました。
ワタシは至って元気です。
単にブログにマンネリして飽きたことが原因です。
さて、最近(といっても2年前)はTwitterを始めました。
ブログとは違い、短文でチョコチョコ情報発信したほうが釣りというジャンルに向いている気がしたため乗り換えたイメージです。
ですが、ご無沙汰していたブログに返り咲いたきっかけは、BEBEが日頃思うことをより詳細に濃厚にお伝えしたい欲求が溜まったためです。
超~不定期ですが、更新はBEBEの欲求しだいですのでご期待なさらぬようお願い申し上げます。
さて、BEBEブログの特徴である ニッチ な案件が主となる内容ですが今回はリールについてのお話。
きっかけは会社の釣り友達から預かったリールについて思ったこと。
BEBEがあまりにもサービス精神旺盛なため、ラインの巻きなおしを承ったことが発端です。
対象リールは10年ほど使い続けた個体です。
単に「ラインの巻きなおし」の依頼のみでも、各部機能の動作が気になる性分なため一通り確認させてもらいました。
職業柄なのか、正常に機能していない機械類を見ると残念といいますか、もったいないといいますか、、、
ローグレードモデルのため、ギア類の摩耗は想像しておりました。
それなりに使い込まれており、あと数年で回らなくなると思いますが、欠け等はないので今は問題ないレベルでした。そもそも巻き心地を気にする方ではないし。
それだけなら、巻き心地の悪化で済むのですが今回は想定外の事態がありました。
ラインローラーが回らなかったため、良くある錆が原因かなーとプラスねじを回して洗浄→塗油を試みようとしたところ、アーム固定軸と固着しており、何を行ってもベアリングが外れないのです。
知らない方のためにお伝えしますが、ラインローラーの回転は超重要事項なのです。
スピニングリールの構造上、キャスト時はらせん状にラインが放出されますね。ラインはキャストするたびに捩れが起きているのです。これを巻いて回収する際にラインローラーが回転することで捩れを除去してくれているのです。
キャスト後にロッド先端(ティップ)にラインが絡まって釣りに集中できない経験はありませんか?これの原因の一つにラインの捩れがあるのです。つまりラインローラーが回転しなければラインは捩れが悪化し続けるんです。
こんな事象は初めてのため、先人たちの知恵を借りようと調べてみましたところ、固定軸の膨張変形が原因とありました。
つまり、ねじの締めすぎで端部が膨らんでしまい、ベアリング内径より軸が太ってしまっているようです。
幸い、洗浄でベアリングは回るようになりましたが、一度錆が及んでしまうと再生は不可能。爆音でジャラジャラ鳴っています。これではまたすぐ固着してしまう。
こうなってしまうと、破壊レベルの荒療治するか、ベールアームを含んだパーツ一式を取り寄せるしかありません。
ただしパーツ供給が終了したモデルのため、中古品を購入して移植するしかない。
救われないことに、中古(タックルベリー)で同じモデルは4500円程度なため、もはや買いなおしたほうが良いとしか思えなくなりました。
ラインローラーのベアリング死亡してて交換不可な状況、つまりもうルアータックル用としては使用できないことを意味しています。
…。
昨今、ミドルグレード以上のシマノ純正のラインローラーはベアリング一体型となり高価になりました。(2000~4000円程)
この時期のリールは汎用ミニチュアベアリング(DDL-740ZZ)で代用が利くんです。
単価は200円/個ほど。純正ほどの防錆性や回転性はありませんが実用に十分耐えます。ノーメンテでも半年以上はもちます。
サビサビのを使い続けるより、よっぽど良いです。
捩れて痛んだライン→ティップに絡まる→ほつれて解く間に時合いを逃す→次のキャストでまた絡まる→魚が釣れない→今度はダマになって切断を余儀なくされる→ラインを失う→新しいラインを買う羽目になる→不要な出費となる(このサイクルを数回行えば新品のリールが買えてしまう額に…)
人は言います。
金がない、安いので十分、めんどくさい、こだわりがない。
でも、釣りは快適にしたい。魚をゲットしたい。
これらを叶えるためにどうしたらいいか提案します。
リールメンテが大好きで、サービス精神旺盛な釣り友達を作ってください。
そしてその人の言うことを守ってください。
BEBEは思うのです。
仕事や家庭が忙しく、釣り具メンテに時間をかけることが困難。
昨今我々が置かれている状況を鑑みれば仕方ないことです。
けどね、趣味の釣りってそういうことじゃあないんだよな。
自分で一から十まで考えて、良いことも嫌なことも経験した末にゲットする魚だから歓びがあるんですよね。
道具のメンテ不足は見過ごせないこともあるんです。
ラインブレイクや根掛かりって海の環境破壊ですから。未然に防げる内容もあるんです。海に漂っているラインはすべての生物にとって迷惑です。
モノを永く使う。立派な心掛けじゃあないですか。ライフサイクルの短い品物を使い捨ててる近年はエコじゃあないですからね。
だったらそれなりのモノを使いましょうよ。
ハイグレードモデルはそもそも寿命が永くてメンテ頻度だって少なくて済みます。もし飽きたらヤフオク流しすれば買値の半額が付くかもですよ?中古で買ってもパーツ替えれば蘇りますよ?
ローグレードだって一緒です。釣りに行く頻度で決めればいいんです。
ワタシは11ツインパワーを未だ愛用しております。OHしやすく名機です。ギアはもう3回替えました。ラインローラーは常に良い回転を保っています。パーツの在庫がなくなったら引退させようと思います。
試算してみましょっか。
ツインパ4万円÷釣行回数224回=179円/1回釣行単価
所詮こんなもんっすよw?これ見て、高いと思えますか?
釣行のたびにコンビニで買う飲み物レベルですよ。
ワタシの11ツインパ、買ってから7年の間におおよそ224回使いました。
セールのとき2万円チョイで購入し、OH代も上乗せして4万円です。
毎週1回(月4)、真冬真夏を除く8か月、7年のため、
4×8×7=224というざっくり計算です。実際はあと4年は現役と思うので、単価は100円を下回るはずです。
ですが、ノーメンテリールの場合、ラインに与えたダメージは凄いことになっているはずです。その際、ロストしたルアー代だってバカならないのでは?
ラインローラーの不良がラインに与える悪影響って気付きにくいのも事実。結束が上手くいかなかっただとか、ライン自体の品質が粗悪だったとか。
そういったものひっくるめて、ヘビーユーザーが品質の宜しくないモノを使い続けるメリットは無いと思うんですけどね。
ここまで長く読んでいただいた方、素直に光栄です。
まとめます。
・誰が何を使おうが勝手だが、環境(周囲のアングラーへも含む)への悪影響は考えてほしい。
・永く低コストで使い続けたいなら、メンテが不可避。
イニシャルコスト(初期投資)ばかりに目がいって、
ランニングコスト(維持費)を考えてみれば…わかりますね。
以上、お節介なBEBEの思うことでした。