1人暮らしだった叔父…

今、叔父が住んでいた中古マンションを義母が相続するための手続きを進めています。

 

司法書士の無料相談で聞いた手順を踏みながら、何度も義母に法務局へ足を運んでもらっています。

行方知れずだった義母の弟の消息も分かり、遺産分割協議書もスムーズに作成できました。

 

ただ、この先が何とも…

 

法律上、仕方がないことかもしれませんが…

義母の両親(当然故人だけど)に義母が知らない子ども(異母兄妹・異父姉弟)がいないことを証明する必要があるようです。

義母の父はある程度分かっていたので、比較的スムーズに戸籍を調べることが出来たのですが…

義母の母(祖母)は、子どもの頃に両親を亡くしていたらしく孤児院を転々としていたので、ハッキリとした戸籍をたどるのは相当に難しいようです。

祖母も生前に昔のことは語りたがらなかったので、義母も深く聞いたことがありません。

99歳になる祖母の妹(大叔母)がいますが、祖母とはバラバラに孤児院に預けられていたし…

昔の人だから、全く知らない異父母兄妹がいる可能性が高いと法務局の人が言います…

でもね、簡単に戸籍をたどれない人もいるんですよね。

 

まぁ…

昭和の時代になってるし、多分問題ないと思うけどと法務局の人も言ってくれたようです。

もし必要があったら、2月7日までに連絡をしますと言われたようです。

このまま、異父母兄妹の不存在を証明する必要がなければ、手続きが完了します。

 

あと、意外だったことが…

評価額が200万円にも満たない中古マンションだったけど、土地の値段が上がり区分所有分の土地評価額が予想より結構値上がりしていたという事です。

なので、総評価額が400万円を超えて登録免許税も20,000円近くに…

ただ、評価額が400万円を超えていても、実際に売買する場合は100万円にも満たない…

首都圏ではあり得ないかもしれないけど、北海道では札幌圏以外はどこも似たり寄ったり…

だから、一軒家では売買できずに取り壊す場合、高額な持ち出しが生じるんです。

まぁ…

3月までに相続が終われば問題ないので、義母には焦らずにいきましょうと話をしました。

義母の名義になれば、妻は一人っ子なので先々の問題は大丈夫かなと思っています。

 

今回のことで、不動産関係の手続きは結構勉強になりました。

もう処分したけど、私の実家は不動産登記自体に問題があったのと、抵当権も残っていたので自力では不可能でした。

業者に処分を依頼する場合、高額な報酬が必要なのも何となく頷けます…