さて、続きです。
もう一つの驚きの『縁』
について書きます。

私には、大好きな、
お気に入りの喫茶店
がある。

『田舎』めいた方角に、
車を結構走らせると…

あらま~こんな所に!!

という場所に出現する、
その喫茶店。

知らない人は気づかない。
知ってる人でも、
ボーッとしてると、
通り過ぎてしまいそう…
そんな場所にそれはある。

私が『例の食品工場の求人』
の面接を受けることにした時
その食品工場は、
全然知らない町にあるので、
場所がちょっと不安だった。

地図で、調べてみると…

あらま、ラッキー!!🍀

『私の好きな喫茶店』の方向


だとわかった。


喫茶店沿いの道の

どこからか、

右へ折れるのだとわかった。


町の名前すら知らないような

全く未知の場所…


どこから右折するのか?

と、地図を調べていると…


あれれ?


ビックリだった!!


有り得ない!!


ナント!!びっくり


右折する目印を探していると

すぐそばに、

その喫茶店があるのだ!!!


えっ?!   なぜ???


喫茶店は、N 町。

食品工場は、T 町。

違う町なのに!!!


よく調べてみると…


2つの町は、妙な形で

隣り合っていて、


喫茶店は、

その境目の角に位置してた

のよ!!!


ナント!!!

食品工場は

その喫茶店のすぐ裏手にあり


喫茶店の、

私がいつも座る席の窓から、

その食品工場の屋根が

見えるのよ!!!


そんな辺鄙な場所に

私の知ってる場所が、

たった一つだけあって、


その食品工場は、

よりによって

その真裏だなんて!!!


あまりの偶然!!!

なんだこれは!!!


それを知った時

すごく運命的な気がした。


そして、

面接を受けると…


妙な、安心感…

居心地のよさを感じ…


そこで働くことになった。


いい人たちとの出逢いがあり


ずっとここで働くのも

いいかも…??


と思うようになった

最後の最後に、


人間関係で、有り得ないこと

が起こって…


3ヶ月の期限通りに

私は、辞めることになった…


辞めるに至ったその出来事は

青天の霹靂…

大変、嫌なものとして、


私の心に傷のように残り…

私は、去った…


さて、

それから月日が流れ…



私は、3つの仕事を経由し、

あれから、一年後、


私は、今の職場で、

 K さんと

不思議な出逢い方をした。



一年前、その工場で

働き始めて間もなく、


ブチ切れて、

「辞める!!」になった私を

上手に引き留めてくれて、


その後の、楽しい仕事の経験

をさせてくれた 、

とても人間味のある

『 Z さん』という人が

いたのだけど、


K さんは、

よりによって、

『Z さんの別れた奥さん』

だという驚愕の事実が

発覚した…



そして、それは…


『元夫婦』という縁の繋がり

にとどまらず…


他の縁とも繋がっていた…



『元妻』K さんと

長話をしている途中で、

K さんは、言った。


「工場のすぐ近くに

喫茶店があるの知ってる?」


「うん。知ってるよ!!

よ~く知ってるよ!!!

〇〇〇〇〇でしょう?」


「そこ、『元ダンナ』の

妹がやってる喫茶店なのよ」


ええ~っ!!ナント!!びっくり


「そこ、

私の大~好きな喫茶店よ!!

私、お得意さんで、

顔、覚えてもらってて、

よくしてもらってるよ!!

こんなステキな喫茶店で

働けたらなぁ…

と思ったこともあるくらいよ!!」


すると、 K さんは言った。


「 私、そこで働いてたこと

あるよ 」


「そうなんだ!!!!!」


本当に

ビックリ仰天だった…


『元ダンナ』の妹さんの名前

は、私の妹と同じ名前だった

…(字は違うけど)


『元ダンナ』のお父さんの

名前は、私の母の父と

同じ…(字も同じ)


その『妹さん』は、

私が見るに、昔から

全然、歳を取っていない。


久し振りに行った時、

むしろ、若返った?

と思ったくらい…


私は、10数年以上前?

くらいから、

その喫茶店のファンだ。


そこの子供が小学生の頃から

行ってた。


その子がランドセル背負って

お店に帰ってきて、

衝立ての向こうの席で

静かに宿題をしていた。


時々お母さんに見てもらった

りして…


お店の中にそういう、秘密の

アットホームな空間があった

のを、私はたまたま見て

知っていた。


私が介護をしてた後半には、

全然お店に行けなくなった。


そして…


介護を終えて

久し振りに行った時、


そこで働いてる人…

あの時の子かな?

と思った。


私が介護をしている間に、

長い年月が、飛ぶように

過ぎ去ってしまった…


ということに、

気づかされた…


ちょっと、

浦島さんのような気持ちを

味わった…


あの時の子が、

こんなに

大きくなったんだなぁ…


感慨深いものがあった…


私にとって長い付き合いの 

その喫茶店が、

Z さんの妹さんのお店だった

なんて…


K さんが、

『スピリチュアルな知人』

がいると言ったのは、


『元ダンナ』の妹の友だち

のことなのだ、

と。


道理で…


この喫茶店の入り口には、

アメジストの

大きなクラスターが、

置かれていて…


何か、特別なお店のように

感じていたのだった。


それによって、

お店が、いい『気』

で守られているというか…


いい縁がもたらされるお店に

なってる?

という気がしていた。


Z さんだけでなく、妹さんも

とても感じのいい人で、


私が、工場に勤めていた時、

工場の仕事を終えて、

閉店ギリギリ前にお店に

入った私に、

すぐできる物を作ってくれて

閉店時間をちょっと過ぎても

いいと言ってくれたことも

ある…


終日あるランチが、

売り切れてしまってた時、

その時ある物を組み合わせて

作ってくれたこともある…


工場の仕事で、

ストレスが溜まってた時、

そうやって、この喫茶店で

息抜きをしたり、

英気を養ったりしてた私…


私がその工場で働いてるとは

知らなかったと思うけど…


私は、以前に、ブログで

その喫茶店のことを、

どんなにステキなお店か、

詳しく書いたことがある。


ひっそりと、一人で憩う、

私にとって、隠れ家的な

お気に入りの喫茶店…


              参照

            ↓↓↓


K さんは言った。

「 Marjorieさんとは、
『元ダンナ繋がりの縁』
なのだと思う 」と。

そして、

話題の中の地名がことごとく
元ダンナに関係があった
  T さんについても、

「『元ダンナ繋がりの縁』
なのだと思う 」と言った。

『縁』


この不思議なもの…


この不思議な
人と人の繋がり…

卵が先か、
鶏が先か…
じゃないけど、

今回、
とても、いろんな事を
考えさせられた…

今まで、いろんな仕事を
辞めてきた私は、
そのことが、何となく、

コンプレックスのように、
なっていた。

でも、今回、
この不思議な出来事が起こり

もしも、

私が、今までの仕事を、
辞めることなく、
続けていたとしたら…

私は、今、
この印刷所の仕事を、
していないわけで…

K さんにも出逢えなかった
わけで…

あの喫茶店が、
Z さんの妹のお店だと、
知ることも無かったわけで…

そんな人生は、
有り得ないと思うのだ。

私は、
運命的に、
この印刷所に来ることに
なっていた。

ここで K さんに出逢うことを
運命づけられていたのでは?
と思うのだ。

ベストのタイミングで…
2人とも、今年のこの求人に
応募するようになっていた…

つまり…

言い換えると…

私は、
あの食品工場で働くことに
なっていたのだと思う。

あの食品工場だけじゃなく…
他の仕事も…

これまでの仕事『全て』が、

ベストの順番で組み合わされ

今に至っている。


つまり、

言い換えると、

これまでの全ての仕事が、

私にとって、

必要なものであった。


必要不可欠なものであった。


つまり…

私は、自分の人生を、


順調に、歩み、

今日に至っている!!


ということなのだ!!!


私は、初めて、

続かなかった今までの仕事

について、


肯定的な見方をすることが、

できるようになった気がする


K さんに出逢えて、
一番良かったことは、

これではないかな…
と思うのだ。

私は私なりに、
一生懸命生きてきた。

それぞれの仕事から、
それぞれ、大切なことを
吸収して今に至っている。
     
いろんな事を学びながら、
私は、成長していってる。


少しずつわかってきた。

私は、どういうことを
したいのか。

私は、どういうことを
したくないのか。
それは、なぜか。

少しずつ、
見えてきたものがある。

私の欠点、
長所…

それぞれの仕事が、
次の仕事に役立っている。

自分を知るということ…
自分を生かすということ…

何が、私の幸せを感じること
なのか…
何が、私の生きる喜びなのか
                                      続く