電磁波過敏症や化学物質過敏症は今や誰もが聞いたことがある言葉となり大きな健康被害が問題になっていますが
症状がない人にとってはなかなかピンと来ないし気にし始めると生活が不便になってしまうことも否めませんね。
私は子供の頃からアレルギー体質なので、かなり前からいろいろ対策をして来ました。
ここ5年くらいはお湯だけで汚れを落とすシャワーヘッドや洗剤を使わなくても汚れが落ちる洗濯機に取り付ける器具を使ったりしています。
小さなお子様やペットがいるご家庭は特に柔軟剤にはお気をつけ下さい。
良い香りがするし衣類がふわふわになるし…
が、洗剤は濯ぎで流れますが(それでも残ります)
柔軟剤は衣類に残りその衣類を着た時に人体、またはペットの呼吸器や皮膚から吸収されてしまいます。
それがアレルギーを発症させてしまう原因にもなりかねません。
また柔軟剤や芳香剤の香りは「香害」と言う言葉が厚生労働省のホームページにも載るくらい問題にもなっています。
アレルギーはある日突然発症します。
普段からちょっと意識して身体に優しい生活を送りたいですね。
電磁波過敏症については以前のページをご参考にして下さい
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化学物質過敏症については厚生労働省を始め各自治体でも注意喚起を呼びかけています。
以下浜松市のホームページより引用
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〜化学物質過敏症とは〜
(厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」パンフレットより引用)
化学物質過敏症は過敏という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。
最初にある程度の量の物質に曝露されるとアレルギー疾患でいう“感作”と同じ様な状態となり、二度目に同じ物質に少量でも曝露されると過敏症状を来たします。
時には最初に曝露された物質と二度目に曝露された物質が異なる場合もあり、これは多種化学物質過敏症と呼ばれます。
化学物質過敏症はアレルギー疾患様の性格だけでなく低濃度の化学物質に反復曝露されていると体内に蓄積し慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性格も兼ね備えています。
化学物質過敏症は未解明の部分が多い疾患ですがこのようにアレルギー性と中毒性の両方にまたがる疾患、あるいはアレルギー反応と急性・慢性中毒の症状が複雑に絡み合っている疾患であると考えられています。
主な症状
頭痛、全身倦怠感、不眠、便秘、動悸など特徴のない症状が多いようですが、このほかにも様々な症状を訴える方がいるようです。
原因となる物質
原則的にはアレルギー疾患同様、その患者さんにとって合わない物であれば何でも原因物質になる可能性があり、世の中の物質すべてと言っても過言ではないようです。
ただ、次のような物質が頻度的に原因物質となる可能性が高く、意外と日常生活の中で身近に存在し、意識せずに接触している可能性が高いと考えていいようです。
<主に屋外>
大気汚染物質、ディーゼル粉塵、排気ガス、除草剤、殺虫剤、花粉、動物の毛 など
<主に屋内>
柔軟剤、芳香剤、洗剤、漂白剤、香水、タバコ、食品、食品添加物、残留農薬、カビ、ダニ、ちり、防ダニグッズ、防菌グッズ、建材、接着剤、ホルマリン、塗料、シロアリ駆除剤 など
ご理解とご協力のお願い
化学物質過敏症は未解明な部分が多い疾患ですが、原因がわからず、周りからも理解されずに苦しんでいる方がいます。まずは、化学物質により様々な症状が誘発される方がいることを知っていただき、苦しんでいる方へのご配慮をお願いします。
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