種蒔きした植物の個性的な成長 | ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

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食べることが好きで料理好きですが、決して料理上手ではありません。
自宅の狭庭でハーブ、小さな野菜、バラなどを育てています。

 立派な苗から育てたほうが楽とは思ってますが、芽が出てくる楽しみも捨てがたい。ことしもいくつかチャレンジしています。昨日のローゼルがたった一晩でこんなに葉が開いてます。背が高くなる花なので、幼い頃もぐんぐん発達がめざましいのですね。

 

 それに比べてタイミントは1か月でこのくらい。芽が出るのも遅かったですが、根っこや挿し芽で増やすのが簡単なものは、種はのんびりしちゃってるんですね。それにミント系は種だと親と同じ香りが期待できないこともありますので。こちらのものは発芽のお試し程度のつもりですが、このうちのどれかが育ってくれるといいなあ。激しい水やりで倒れてしまうとそのまま起き上がらないのもあるから要注意です。

 

 長いこと種から育てるのはあきらめていたキンゾイですが、4月6日の播種からここまで来たので、種のやり取りも可能とわかりました。でも買った種はいつのかわからないので、信頼できる方から新しいものを譲ってもらった方が良いです。でも一度育てれば翌年生えてくるので、連続で育てる場合は鉢やプランターを片付ける前に、発芽状態を調べておけば安心。我が家ではシソ系の中では一番発芽時期が早いです。

 

 イタリアンバジル(バジリコ)も花屋さんで苗がたくさん並んでいましたが、今年は種から育てることにしました。普通に種を埋めても良かったのですが、発芽促進のためしばらく水につけておきました。苦手な方は閲覧注意。

 タイのバジル類もそうですが、このようにカエルの卵かと思うようなふにゃふにゃの膜に覆われます。これをダイエット食品のようにヨーグルトに入れて食べる方法もあるとか。おやつにしたりドリンクに入れたり、ユニークな食品になります。

 

 前にも書いたことがありますが、イタリアンバジルの苗は一つのポットにたくさん種を蒔いて大株に見せるようにして売られているのがいやなのです。本当は株間を空けてゆったり育て、伸びるにしたがって頂点をつまんで広がるような形にしたいのです。

 立派な苗を買い、そのまま大きくして一気に食べてしまうのなら、そのまま大きな鉢に植え替えでもよいのですが、花が咲くまでの成長を楽しむなら苗で買っても株間を空けて植え替えるのをお薦めします。

 種から失敗したら八百屋さんで売ってるバジルの茎を水に挿して増やしても大丈夫ですよ。

 

 私が利用してるのはサカタのタネさんです。