ロットの葉(バイ・チャプルー)、水挿しで増やそう。 | ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

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食べることが好きで料理好きですが、決して料理上手ではありません。
自宅の狭庭でハーブ、小さな野菜、バラなどを育てています。

 なでしこジャパン、英国に敗れて残念!次こそ勝ちましょう。開催に気乗りはしなかったけど、やはり目の前に戦っている選手がいれば、応援するっきゃない。明日は男子のサッカーメキシコ戦があるので、それまでにTVの前でスタンバイ予定。
 
 で昨日もロットの葉のお話でしたが、どんだけロットが好きなのかというくらい、今回も語ります。過去に何度か水挿しの写真をご紹介したと思いますが。6月の末頃に使ったロットの残った茎を挿しておいたので、お見せしましょう。バジル類やタデなどに比べれば根っこの出てくるスピードは遅いですが、その存在を忘れさえしなければいつかは何本かに根が出ます。これで増やせれば苗を購入しなくても育てられます。食べられるようになるまでには時間がかかりますが。

 これは葉っぱがない状態の茎を挿しておきました。上下間違えないようにしましょうね。根が出ると共に、葉っぱの方も少しずつ出てきます。こうなったら生きている!って感じますね。

 

出てくる小葉もいっちょまえにハート形。節からちょこっと頭を出した芽も愛おしい。

 

葉っぱの大きさに比べると、根の方が地味ですね。キンゾイやミントと違って節から根が出ます。食材として買った茎を利用する時、節のちょっと下でカットするのがお薦めです。全部の茎が成長するわけではないですし、時間もかかりますので、気長にお付き合いできるかたに向いています。もちろん水は毎日取り換え、瓶の内側のヌルヌルは洗いましょう。

 

これは苗で買ったものですが、昨日牛肉巻きを作ったのに、こんだけ葉っぱが残ってます。すぐ増えることでしょう。

 

ある程度背丈が伸びると、下の方からこのような蔓状のものが伸びてきます。垣根があるとよじ登りますが、プランターだと這って行きます。これが日本語の這い胡椒(ハイゴショウ)と呼ばれている所以でしょう。

 

 こちら側からもちょろっと出てきました。昨年はお隣に鉢を置いてそこに引っ張りました。節のところから根が出て上に成長します。夏の生育盛んな時に株分けができます。
 ロットの葉普及委員会(自称)として、おうちでの栽培を広めたいと思います。ラロット( lá lốt) またはラーロットの láは葉っぱのことです。同じくタイのバイ・チャプルーのバイも葉っぱです。バイ何とかという名前に出会ったら、葉っぱです。バイマクルーとかバイトゥーイとか。同じ植物なのに、名前や表記がいろいろあるとなかなか知ってもらえないので、これからも似たようなことを何度でも書くつもりです。あと知らなかった別名を発見。ピペル・サルメントスムというそうです。

 

 お読みいただいてありがとうございます!パコと申します。たまに在宅ワーカーをしながら、都内の狭庭でハーブや小さな野菜を育ててます。暑さ寒さは苦手なので、がんばらない方針です。
 園芸にや植栽に関しては全くの素人ですので、こんなやり方の人もいるんだなという程度にご覧ください。アジアのハーブや野菜の記述に関しては個人の感想なので、ご連絡いただかない場合は、写真や投稿の引用・転載はご遠慮ください。

 

初めましての方も、読み飽きた方も、ぜひ苗を入手してお料理を楽しんでください!