ひかりの中へ ・・・ | まりやのハートと東の窓

まりやのハートと東の窓

自分を猫だと思っていない、三毛猫「まりや」。
同居猫たちと外猫たちの生活を綴ります。



      樹齢 300年を越える 吉高の大桜


      ちょうど 満開でした


      畑の中にある 一本の山桜 です







       枝を広く四方に張り巡らして






   

     下から見上げると ふわっと身体が浮き上がって


      樹に抱き上げられたような心地になります


      いいきもち ・・・ 





   

      古民家を改造してのカフェ 店内もお庭も 造成しながらの開店


      ここにも 大きな一本の山桜 満開 




  

    闘病生活を送っていた友人の訃報を受け取って


    ひとりになると 涙があふれて


    泣いていた わたし




 

  健康だった彼女が発病してまもなく


  ルイさんの気持ちがわかったよ


  ずっとずっと がんばってきたんだね って


  言ってくれた






  お互いの夫が元気だから


  わたしたちが夫のぶんも引き受けているつもりで


  がんばろうね ! と話したりした






 

    旅行に行くと 旅先から いつも絵葉書を


    送ってくれた


    

    おいしそうな食べ物だったり


    きれいな 景色だったり


    かわいい猫だったり


    ( わたしも彼女も猫にメロメロだから )






  このお店を見つけたとき


  彼女がきっと喜ぶだろうと思った


  久しく会っていなかったから


  近いうちに お茶に誘ってみよう と


  

  かわいいもの 好きだったよね


  きれいな色が 好きだったよね


  泣いているより 笑っているほうが 好きだったよね


 

  ひかりの中に 彼女の笑顔がみえた


  「悲しまないで。 ひかりの中に 帰っただけ」


  彼女の声が聞こえたような気がした


  

  もう会えないと思うとさみしいけれど


  わたしも いつか ひかりの中へ ・・・