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私も何度かベトナム送出し機関の接待について、このブログでも紹介しましたし、ガイアの夜明けやNHKのETV特集、それからJVNET非公式チャンネルでもいろいろと話が出ていましたが、今度は文春オンラインから記事が出ましたね。
まあ記事を読んでいくと、相変わらず借金のところがかさ上げされて、1.5倍から2倍にされていますが、8割程度は合っているような感じです。匿名のTさんという日本人の話がどこまで本当なのかはわかりませんが、多少盛られているようですね。そうでもしなければ話としてはインパクトが弱いので、そう書いているのでしょう。
ベトナム送出し機関の過剰な接待、それによって何が問題であるかと言えば、
- 過剰接待分の費用が手数料に上乗せされること。
- 送出し機関にうまく乗せられて、手数料を多く支払った実習生が面接に合格するように仕向けられること。
- 本来日本に入るべきではない質の悪い実習生が入国してくること。
- 上記のことにより、失踪や犯罪が多くなること。
最近、ベトナム人の犯罪が増えた理由の一つとして、この送出し機関の取り過ぎる手数料問題があるのは間違いありません。
私は日越ともいき支援会の人にはっきりと、一度実習がうまくいかなくなった実習生は帰国させるべきと話したところ、
「借金を背負わせたまま、帰国させることはできない。誰がその借金を返すの!」
と怒鳴られたことがありました。
しかし、技能実習の主旨からすると、そもそも受け入れ会社で技能を学ぶことが目的で在留資格が下り、来日しているので、そこで何らかの理由で実習継続が困難であるのなら、実習なのですから一旦帰国させるのが本来あるべき姿なのです。
中途で実習生を受け入れることは、面接もやっていない、性格も日本語のレベルもわからないので、責任感のある会社や監理団体ほど躊躇します。真面目なところはそれだけ真剣にそして覚悟を持って、3年なり5年なり実習生を受け入れているのです。
でもその借金のおかげで帰国することができない。どうしても仕事をしなければならない。やむなく犯罪行為に走るという構図はあり得ます。
借金によって身動きができないというところが、奴隷制度と言われるのです。
技能実習制度の廃止や改正の話が今回のコロナ禍によって、またいろいろと出てくると思いますが、もっと根本的な議論をしていかないとダメだと思います。
まずは外国人技能実習機構の改革をするのが先なんじゃないですか?
「悪質な送出し機関」の排除については、日本側の受け入れ会社と監理団体がしっかり選別すれば済むこと。きれいなベトナム人おねぇちゃんに鼻の下を伸ばして、ついつい手を出してしまうから主導権を相手に握られるのです。遊びたければ、自分のお金で遊べばいいのです。
ちなみにつばき人材育成有限会社では、お客様のご要望に合わせて遊ぶところはご紹介いたしますが、その費用はすべてお客様ご自分で支払うことを条件としています。また、面接の渡航費やホテル代については当送出し機関が負担することもいたしません。その代わりしっかり日本語教育をした質の良い実習生を送り込めるように努力いたします。
こんな記事が出ても、コロナ禍が収束すれば、また元のような接待が行われるのでしょうね。日本人の節度ある対応をお願いしたいと思います。
つばきの事務所

