先日北海道サロマ湖にある水産加工会社の社長さんが、わざわざ日新窟へやってきました。今年予定していた技能実習生が来日できず、このブログを通して相談を受けていた社長さんです。
オホーツク海に面している湧別町、日本人で仕事をしたいと言えば、すぐにでも寮付きで採用してくれると思います。実は地方には若い人ならぜひおいでと言っているところは多いです。今、そういう過疎地に技能実習生たちが来て、町や村の基幹産業を支えているのが現実なのです。
水産加工の社長さんは、日新窟で保護されているベトナム人実習生たちが採用できないかどうかをわざわざ北海道から直接会いに来てくれました。残念ながら今回は、在留資格の関係で採用が難しかったのですが、地方ではそれほど人が足りないという状況が続いているのです。
なんでこんなにアンバランスなのか、都会ではホームレスになるような状況でありながら、地方では人が足りないといって、外国人を頼る。もう少し連携が取れないものかと思います。
どうしてこうなってしまうのか、労働者を必要としているところと仕事がほしいといっている人をつなぐ機関がないからでしょう。それも状況に応じて臨機応変に対応できるところがないのです。今回のコロナ禍は、人手不足が今後もますますひどくなる状況で突然襲ってきました。このままいけば、日本の年間GDPのうち、最低でも20%が消失する勢いです。まさに第2次世界恐慌とも言って良い、全世界的な経済収縮が起きている緊急事態であります。
民間がやれることって、限度があります。本来ならば行政が中心となって、支援をおこなうものです。行政ができなければ民間にお金を渡してやってもらう。どうせ緊縮財政で公務員の人員は削られているのだから、でも政府に金がないといってやらない。
ほんと、この日本という国、格差が広がり、おかしくなっている。
ずっと悔しい思いを持ち続けています。こういうコロナ禍のときは、行政が仕事を作ってあげるべきです。災害が起きたところへ片付け支援として送り込んだりすることだって、国がお金を出せばできるでしょう。
行政を動かすのは政治家なのにね。力のない自分が悔しいです。