2月11日(日)、越前花堂駅の接近メロディーを収録後、昼食を摂る為に福井駅に立ち寄りました。

 福井駅に到着すると真っ先に目に入ったのは1番のりばの発車案内標でした。


↓特急〔サンダーバード17号〕七尾行を表示した発車案内標


 本来は和倉温泉行ですが、この日は2024(令和6)年1月1日に発生した能登半島沖地震の影響で、七尾線・七尾〜和倉温泉間が運転見合わせになっている為、七尾行になっています。

 近くの食堂で昼食を済ませ、列車の待ち時間を利用して福井駅の外観やコンコースを見て回りました。西口では「福井駅」の左側にあったJR西日本のロゴマークが外されていました。


↓福井駅西口の福井駅の表示(JR西日本のロゴマークが外されています)




 北陸新幹線開業時の3月16日(土)に実施されるダイヤ改正からは福井駅にはJR西日本とハピラインふくいの2つの路線が乗り入れます。ハピラインふくいは北陸本線を第三セクター鉄道に移管する際に設立される会社で、敦賀〜大聖寺間が管轄となります(大聖寺駅は同日北陸本線から移管されるIRいしかわ鉄道管内)。

 在来線のコンコースを通り抜け、いよいよ北陸新幹線ののりばが設置される東口に向かいます。

 北陸新幹線の福井駅は島式1面2線で、新幹線の駅としてはあまりない配線(東海道新幹線の三島駅は島式ホームだが、上下線の更に外側にそれぞれ通過線が設置されています)であると共に、県庁所在地の代表駅としても、他の県庁所在地の新幹線の駅は1面2線でありません。つまり、かなり異質な配線と言えます。

 その為、改札口はかなりこじんまりとしています。


↓北陸新幹線・福井駅改札口


 訪問時点では北陸新幹線は営業開始前だった為、シャッターが降りています。

 隣にはみどりの窓口や自動きっぷうりばがありますが、こちらもこじんまりとしています。


↓北陸新幹線改札口隣にあるみどりの窓口と自動きっぷうりば

 

 こちらも開業準備は済んでいると思われます。

 改札口、みどりの窓口、自動きっぷうりばはそれぞれコンコースの南北に配置されています。ただ、それを考慮しても、こじんまりとした雰囲気です。

 昨年、金沢駅の北陸新幹線の駅を利用しました。金沢駅の新幹線の配線は2面4線で規模もそれなりに大きい事から、余計に福井駅のこじんまりしたイメージが強いと思います。

 福井駅発13:36の特急〔しらさぎ60号〕米原行で米原まで移動し、米原駅発14:57の〔ひかり654号〕東京行で名古屋駅まで戻りました。因みに、この移動では在来線の特急料金が半額になる乗り継ぎ割引制度が適用されます(米原駅で同日での乗り継ぎの場合に限ります)。この制度も3月15日(金)を以て全廃されます。


↓福井駅から名古屋駅への移動に使った乗車券と特急券


↓福井駅5番のりばに入線する特急〔しらさぎ60号〕米原行