秩父宮同妃両殿下防空壕秩父宮記念公園内にある防空壕に行って来ました。杉林を抜けると、まずは将校用の防空壕があります。将校用の防空壕の内部板張りの床がしっかり残っていました。では秩父宮同妃両殿下の防空壕へ。形状からして他の地下壕や防空壕と違うのが分かります。通気口地上部コンクリートの上に更に石積で補強してます。では中へ。秩父宮殿下は昭和天皇の弟で、晩年を静岡県御殿場市の別邸で過ごされました。防空壕は電気も引かれ、幅約5.6メートル、奥行約11メートル、室内高さは約2.4メートルありました。コンクリートの厚さは床下が約50センチ、天井が約1メートルありかなり頑丈な防空壕の造りとなっています。陸軍将兵400人と近所の小学生も石を積む作業に従事し、1945年6月竹林内に防空壕が完成しました。