オリジナル曲「On The Road After Rain」 | 根木マリサのブログ

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オリジナル曲「On The Road After Rain」をYouTubeにアップしました。

 

この曲は、私が、オランダに滞在している時に、作った曲です。

オランダの冬は、雨が多く、ほぼ毎日、パラパラっと雨が降っては、やみ、かすかに薄日がさす。といったような陽気でした。

でも、石畳に、雨がしっとりと降ったあと、キリッとした空気の中お散歩すると、なぜか懐かしい気持ちになり、昔の友人や、楽しかった出来事を思いだせるのでした。

 

小学生の頃って、朝が早いですよね。(登校する時間が、7時半とかそんな時間だったように思います。)

冬は、特に寒くて、街路樹の下の土の部分に、霜柱ができていて、それを踏みつけながら歩いていました。

朝露に濡れた道と、たまに霜柱を踏んだ時のサクサクっとした触感、そして、キリッとした空気。

友達との笑い声や、ランドセルの中で、お箸セットが、ガチャガチャいう音。

体操服を入れた袋の紐が長くて、たまに道について、べちょっとなったり、お友達のお母さんが、「いってらっしゃーい」と声をかけてくれて、さらには、犬の散歩のついでなのか、飼い犬が「ワン」と吠えて、それに対して、犬が苦手な子が、きゃーって言ったり。

そんな、懐かしい出来事が、雨が降った後のオランダの道を歩いていると、ポツポツと思い返されたんです。

 

オランダの道を歩きながら、実は、日本での小学生の頃の思い出を曲にする。

ちょっと回り道をしましたが、雨の降った後のオランダ道を歩かなければ、その思い出は蘇らなかったんです。

だから、この曲を弾くと、オランダの楽しい思い出も、小学生の頃の登校シーンも一緒に思い出せる、そんな懐かしくて、新しい曲なんです。

 

みなさんは、この曲を聴いて、どんな懐かしい出来事を思い出すのでしょうか。

もしかしたら、つい最近の旅行の出来事かもしれないですし。

楽しみです。

 

ぜひ、聴いて見てください。