たとえば、観葉植物の葉が ピン と突然うごくこととか、チューリップがひとりでに向きを変えていることとか、天井が突然 パキッ って音を立てることとか、
目に見えない力に 囲まれて生きているなあ と よく思う。
夜寝ていると、くらやみの中で、突然 パキッ と天井が言うこと、ありません?
わたし、だいたい毎晩 耳にしています。
いつもだったらストンと 落ちるように 眠るんですが、ここ最近は余り眠れなくて、外から漏れる薄明かりの中で天井を見ています。
そうしてひたすら、どうやったら眠れるか、考えています。
瞑想や、無になろうとすると、そのことに夢中になって目が冴えてしまうし、ひつじを数えるのはどうしても途中で飽きてしまいます。
それならば、何か眠たいものを想像するのがいいかなと思い、眠たいものについて考えました。
一枚の鼻セレブ クモの糸 ぬるいミルク
ふわふわの毛布 あたたかい日の木陰
体温の高い人の人肌 おでこを撫でてくれるママの手 パパのいびき 小さい音で流れる昼の再放送の『相棒』 猫のお腹の毛 腹巻きをしたときのお腹の温かさ……
眠れました!!
これはおすすめ。きっと 人それぞれ 眠たいものって違います。思い出や 思考が反映されるものだから。それを思うと自然と眠くなるようなものが 何かあるはず。
わたしたちにも 何か目に見えない力を働かせることができるわけです。
まりさ