昨年から地味にはまっていることのひとつに、温冷浴というのがあります。
要は、サウナ→水風呂→サウナ→水風呂…と繰り返していく入浴法のことです。
 


わたしは自称水属性、水の中にいるのが好きな人種です。(そんなのいるのかわかりません笑)
ちなみにMBTIという性格診断でも、16あるタイプのうちINFPというタイプで、”水のアニマ”というのに分類される。
この性格診断は100問の問いに答えるという重労働で自分の性質がよくわかるのでお勧めです。→こちら






なんでサウナに入ろうと思ったかというと、
①筋肉疲労をとる
②自律神経が整う
らしいと聞いたから。


温冷浴は筋肉の疲労をとるらしい。
全身を使って踊るダンサーさんで、ものすごいからだの利くひとが、めちゃくちゃに疲れた日は湯船に氷水を張って入ると書いてたのです。
そんな馬鹿な!と当初は思いましたが、やってみるとなんか、、そうかも!!と思ってしまったのです。


大好きな銭湯にいって、体を洗って、湯船にとぽん、とはいります。
熱めのお湯に浸かっていると、「はぁ…」と幸せな吐息が自然とこぼれます。
温まるというのは幸せの象徴です。この季節、お湯に入って初めて、意外と体の中が冷えていることに気が付いたりもします。


じんわりと汗が出るくらいに温まったころ、満を持して湯から出る。
湯気が立ち上る体の水気を拭いてサウナに突入。体に水滴がついていると発汗の始まりが遅くなります。


言うまでもないが、サウナは上の方が暑い。
段々になってる上のところで、湯上げタオルを腰にまいて、阿修羅ばりの胡坐をかいて、瞑想をする。
自分のどこがどんなふうに熱くなっているか、どこからどんな風に汗が吹き出ているか、感じるために全神経を集中する。

大体6分くらいで、信じられないくらいの汗をかきます。そしたら汗を拭いてサウナから出る。

そして、水にはいります。水風呂です。




素人の皆さん、そして、心臓の弱い方にはあまりお勧めしないのだけど、
このあつあつの体を水の中にいれた瞬間。これが昇天のポイントです。
体はびっくりします。キャーって言いながら血が全身を駆け回っている感じが、たまらない。
要は、キャーと血が駆け回ることで、血行が超よくなるのです。
血行が良くなることで、肩こりとか筋肉疲労、溜まった乳酸が一気に流される。
それで疲れが取れるという仕組みです。



自律神経が整うのも、汗をしっかりながして血行をよくするから。
ずっと不眠症だった私のダンスの先生も、温冷浴ではないですが、
サウナ→外で体を冷ます→サウナ、というサウナ浴に通う習慣をつけたことで、10年以上悩まされた不眠が解消されたそうです。




何より私が言いたいのは、この水風呂のときの気持ちよさです。

最初、サウナのヌシみたいなおばさんがサウナから水風呂に直行し、顔色一つ変えず水風呂に吸い込まれていく姿を見てバケモノだとおもいました。
え???????冷たくないの????????最強の心臓の持ち主なの???????と。





でも今は、わたしもサウナのヌシ気持ち、わかっちゃう。



熱いからだが水で冷えていくとき、熱い肉の間を通る気管から出る息が、徐々に冷たくなっていきます。これがなんとも、水風呂でしか経験できない不思議な感覚、身体の神秘です。
妙に頭が冴えて、冷たいところと熱いところが明確で。
そして全身が冷たくなりすぎないうちに(大体1~2分)水から上がると、全身に血を巡らせて頑張っていた血流の存在に気づくんです。
全速力で流れていた血管も「アレッ?あの地獄の極寒モードは…?終わったの…?」とへたり込みます(予想)。
そのため、水風呂から出た体はやたらポカポカします。
ただお湯に入るだけよりも、最後に水風呂を浴びる方が湯冷めしないのはこのためです。


そして私はあることに気づいた。





これが…水の呼吸…!?











あの快感は、疲れがたまってる人にはぜひ体験してみてほしい。
けど!!
心臓発作とか起きても責任負えないので…自己責任で…あくまで私がやってるだけ…ということにしておこう。



摩吏紗