このあいだの、よく歩いた日のこと。


まず、朝。
ジョギング3キロ、帰りは歩きで。

だいすきな花畑

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(途中まで書いて下書きして、一日経って見たらこの写真すごく綺麗。自分が撮ったなんて…写真家になろうかな…(安直))


いろんな花が混ざり合って咲いていて、ハイジにでてきそうな花畑なのです。暖かい風で揺れて、いい香りでした。暖かくて日差しが差して、お散歩のおじいさんが、道端にある地鎮のお地蔵さんにお辞儀をする。土日は行列のできるカフェも、空いているのが外から見えた。走ってかいた汗も、帰りの歩きで引いて、ちょうどいい涼しさでした。こんな すごしやすい 季節も、きっとすぐに すぎてしまうね。






そして、夜。

打ち合わせを終えて、心友にあってたのしい時間を過ごした帰り道、
いつもなら電車で帰るところを、ふと、歩いてみようかな、と、思い立ったのでした。


go○gleマップでみてみたら、ふむ、1時間半とな。1時間半といったら、いつものワンマンの長さかな、お風呂にはいったらすぐだな、
うむ、いける。




テクテクと歩き始め、途中で携帯のでんちがきれる。
地図がわからなくなってからが、旅の始まりです。



行くべき道がわからなくなって初めて、周りをしっかりと見回すようになりました。日本というのは素晴らしい国で、そして東京とは発展した街で、よくみたら、あるじゃないの、そこらじゅうに、地図が。それに、ヨーロッパでは次々と地中に埋められていっている電柱も、まだ続々と ある。電柱には何区○○って地名が 大体書いてる。最後に見た地図の方角を頼りに 歩く、歩く、なんとなく歩く、本当にわからなくなったら、そこらへんの人に聞く。ここをまーっすぐよ、大きな道路を気をつけて わたるのよ。みんな 親切に 教えてくれました。整えられた夜の散歩道には、ぼーっとOLさんが立ち尽くしていたり、公園ではおじさんが遊具に座ってタバコをふかしていたり、けだるい、しっとりとした、自由があります。公園はこどもたちのためだけのものじゃなくなるし、OLさんもしゃきっとしなくていい。本当にゆっくりと息を吐くことができる時間が ながれていました。


歩く、歩く。
それぞれの景色に、季節に をかし があるのです。だからわたしは 歩くのがすき。走るのよりも。自由を求めて歩く。

それが わたしの 不定期開催の歩こう会です。むかし、だれかが名づけました。でも、どこかの大学のサークルで本当にあるのです。山手線を一周したりする、本当の歩こう会が。




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まりさ