ツイートを読んでいたら、知らない人がつぶやいていた。
俺がフォローしている方ではないのだが、俺がフォローしている人がそれに「いいね」を押したので、俺のタイムラインにもそれが上がってきたという次第だ。
「会社名言ったけど通じんかった。(涙)」
そうつぶやかれていた。
会社名言?
会社名言ってなに?
(涙)ってことは、なにか悲しいことだったのだろう。
「いいね」は時に、よくないことにも付けられる。
この場合、よかったね、という意味合いより、「わかる!」とか「頑張って!」とか「元気出して!」とかの意味合いが強い。
「今朝、箪笥の角に足ぶつけて、すっごい痛いんで、病院行ったら、小指折れてた。」
みたいなツイートにも「いいね」は付く。
しかし誰が「よかったね!」の意味で「いいね」をつけようか?
この場合の「いいね」も「お大事にね!」という意味なのだ。
おそらく会社名言に「いいね」をつけた俺のフォローしている方も「わかるよその気持ち。」的な感覚で「いいね」ボタンを押したに違いなかった。
会社名言。
会社の社長さんがおっしゃった名言のことなのだろうか?
それを伝えたのに相手に理解されなかった、と嘆いているのか?
確かに、同じ会社に勤めるものならば、それを名言として受け入れることができるかもしれないが、全く関係のない職業の人にそれを伝えても理解されるとは限らない。
でも、泣くほどのことか?
で、気づいた。
「会社名、言ったけど、通じんかった。」
って読むのが正解だった。
自分の会社名を言ったのに、相手はそれを知らなかった。俺の勤めている会社の知名度低いのね。という意味だったのだ。
句読点って大事ね。
話変わって、この日もお気に入りのとんかつ屋で、とんだ井之頭五郎をしてしまった。