マテ貝って英語に訳すと、Razor fishなんだってね。
俺はてっきり、Wait shellだとばっかり思っていた。
だって、マテ貝の名前の由来っていうのはアレだろ?
砂浜で穴(巣)を見つけたら、そこに塩を振りかけてちょっと待つと、穴から棒状の貝が飛び出してくるってところから、ちょっと待て貝、延いてはマテ貝と呼ばれるようになったわけだろ。
それは全世界どこでも同じなわけで、だったら、英語でも、Wait shellなはずだと思っていたのだが、どうやら、向こうの人たちは、そういった捕獲の課程より、貝の見た目を重視したらしい。
たしかにマテ貝、見た目は剃刀のようにも見えなくない。
でもどちらかと言えば、竹の筒だよな?
bamboo shellとかのほうがしっくりくると思うのだが、俺だけ?
って、もしやと試しにbamboo shellでググってみたら、マテ貝の写真が続々とヒットした。
強ち俺の感性も、向こうの人たちとかけ離れているわけでは無いらしい。
ちなみにbamboo fishはカワアナゴ科に分類される淡水魚マーブルゴビーの俗称だそう。
マーブルゴビー、竹の筒みたいに細長い、鰻のような魚なのかと思いきや、模様が筍の皮に似ていることからそう呼ばれるようになったらしく、全く細長くない魚だった。
話変わって、マテ貝、日本では東北地方以北では生息していないらしい。
だけど、温暖化で、それも今後は変わってくるのかもしれないね。
後、10年後辺りは、宮城名産「松島のマテ貝」なんてことになっているのかもしれない。
それまで、ちょっと待ってくれる貝?!
・・・なんちって。
ああ、重要なことを言い忘れていた。
冒頭のちょっと待て貝からマテ貝になったという、マテ貝の命名に至った経緯だけど、俺の作り話で、そのような事実はありません。
あしからず。
ではまた。