108の一階 | さてと、今夜はどこ行く?

さてと、今夜はどこ行く?

酒場であったあんなこと、こんなこと。そんなことを書いてます。ほとんど、妄想、作話ですが。

その店を見つけたのは、祐天寺のもつ焼き居酒屋からタクシーで帰宅しようとしたものの、途中、山の手通りで渋滞に巻き込まれ、仕方なくタクシーから降ろしてもらい、徒歩で帰ろうとしたら、偶然にも、建物の老朽化で新設を余儀なくされ、今は他のところに移転したという噂を聞いていた居酒屋の、まさにその移転先を発見し、この際だしちょっと寄ってみるかと寄ってみた、その帰りだった。

例の居酒屋の移転先はビルの二階だったが、その一階にその店はあったのだ。

小籠包が売りの店らしい。

看板に描かれたマスコットからして小籠包だ。

俺は小籠包が餃子や春巻と同じくらい好きだ。

上顎火傷し皮が剥けたとしても、そんなことへっちゃらなくらい好きだ。

しかし生憎その日は酔いすぎていた。

近いうち、必ず訪れよう!

そう心に誓い、俺はその日はそのまま帰宅した。

 

その日は、翌々翌々日くらいにやってきた。

三月終わりの土曜日だった。中目黒界隈はちょうど目黒川沿いの花見の時期で、人で溢れていた。

しかし、夕食にはまだ早い時間だったせいもあるのか、予約なしで伺ったが、運よくすんなりと席に着くことができた。

メニューを見て知ったが、小籠包以外にも多数の料理が存在していた。

小籠包をはじめとする点心ものの他、パクチーサラダから、酢豚、エビチリ、さらには、魯肉飯まで、要するにサラダから、ご飯ものまで満遍無く存在した。

その中で我々が選んだのは・・・あ、言い遅れたがこの日はマリイ(妻)も一緒だった。

 

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以上。

 

点心ものは一皿3つ縛りで、各自平等に食べるためには二皿頼む必要があった。

焼売はともかく、小籠包は一個を半分個にして食べるってわけにはいかないからねえ・・・

しかし、この件に関しては、後々、点心ものは1個から追加注文できたことが判明する。
まったく松重さんじゃないが
「それ、先に言ってよぉ・・・」
だ。
しかし、美味しかったから、一人三個でもペロリだったが。
黒酢豚は、当初頼む予定が無かったのだが、御高齢女性客(以下、おばさん)が帰り際、店員さんに、
「酢豚、とってもおいしかったわ。」
と言い残して去ったのをみて、すかさず注文していた。
で、おばさんの言った通り旨かった。
 

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良い店を知った。

また来よう。

四人以上だと飲み放題もできるって。

志願者募集中。

ではまた。