人間万事パート2 | さてと、今夜はどこ行く?

さてと、今夜はどこ行く?

酒場であったあんなこと、こんなこと。そんなことを書いてます。ほとんど、妄想、作話ですが。

待ちに待った花見兼飲み会の当日、俺は休日出勤することになり、必然的に飲み会には参加できないことになったものの、がっかりいじけモードで入って食べた駅蕎麦は、意外にもおいしくかつお安くて、しかし、それを悠長に味わっていたばっかりに乗るべき電車に乗り遅れ、仕方なく乗ったタクシーでは必要以上の散財をする羽目になり、だけど、宴会後に予定されていた目黒川クルーズには間に合いそうという期待が生まれ、実際間に合い、しかし、早く現地に着きすぎて、時間つぶしに入ったパブでは、予想外の少なくても俺基準では法外の支払いをすることになり、しかし、そうして乗り込んだ船上のチェリーブラッサムはあまりにも素晴らしく、その感動の余韻があるうちに、さらに盛り上がるに行こうと予定していた大井町のカラオケつきの居酒屋は、なんと予想に反して先客でいっぱい、
「うーむ残念。どうしよう。」
と肩を落としていたら、
「旦那、いい店ありまっせ!」
と連れて行かれた大井町の知る人ぞ知る中華屋さんは、実名挙げちゃうと飛龍菜館さんは・・・



































「マジですか?!夢じゃないの?」
と頬をつねりたくなるくらい美味しくてかつとても良心的なお店だった。
そのあと、もう一軒飲みに行こう!という仲間とはぐれてしまったのは残念だったが、憧れの美女オリカちゃん(仮)と一緒に帰ることが出来て、「ああ、ボカァー幸せだなあ・・・」
と一人うっとりのぼせていたのだけれど、最後の最後の別れ際、彼女が
「それじゃ、バイバイ」
とハグしたのは俺ではなくてウチのマリイ(妻)で俺とは握手すらしなかったのだけれど、あれはアレだろ?

もしかしてだけど、もしかしてだけど、アレって妻へのカモフラージュなんじゃないの~♪
もしかしてだけど、もしかしてだけど、ホントはオイラに抱きつきたかったんじゃないの?

「それは、絶対に無い!」
という全国の皆様の完全否定の声が聞こえていたところで、今日はさようなら。

明日も皆様にとって幸多き一日となりますように。

ではまた。