ポーニョポーニョポニョ魚の子~
あのフレーズが耳に残って離れなく、
気が付くと、ひとり
「ポーニョポーニョポニョ・・・」
帰りの東海道線、窓の外見つめながらふと口ずさんでしまうのではないかと、不安でいっぱいmariruuです。
「ねえ、ママ、さっきからあそこのオジチャン、ポニョポニョうるさいね。」
「駄目よ、あっち見ちゃ、あのひとは危ないんだから。」
「それを言うならお母さん、俺は危険な男ですよ、ポニョッ♪」
なんて一コマが、まるで過去に見た映像のようにアリアリと目に浮かぶのはなぜでしょう。
しかし、危ない、危険、同じ意味の筈なのに、どうしてこうも印象違ってしまうんでしょうね。
危ないっていうと、なんだか、その危ない人物が、こっちに危害を及ぼしてきそうな、そんな感じしませんか?
例えば、ナイフ持った危ない男。
ナイフも危ないが、そいつの頭ン中もっとアブネー、というような、そんな印象。
一方、危険っていうと、向こうはこっちに対して基本、なにもしないのだけど、こっちが勝手に近付いて、触るなっていうのに触っちゃって、火傷しちゃうみたいな。。。
例えば、
危険なmariruu
「俺に寄ってくるのは勝手だが、火傷したって知らないぜ。」
って感じ。
しませんか?
「・・・・・・・」
いやね、私と呑みたいとおっしゃってくださった美女がいらしたんですがね。
御存知の通り、私、美女が苦手でありましてね、とくに1対1となると、もう緊張しちゃって心配しちゃって、コチンコチンの銅像の如くになってしまうのですよ。
そんなわけで、御仲間にも急遽、お誘いかけましてね、みんなで呑むことになったのですよ。
恵比寿のえびす海岸で。
で、予定の時間に着いたわけですがね、まだ、だれも。
しばし一人で待つわけですが、そんな時、知らず知らず口ずさんでいるのが、
ポーニョポーニョポニョ・・・
じつは、歌詞を正確に知らないのですよ。
さらにね、曲もいまいち知らなかったりするのです。
そんなわけでね
「ポーニョポーニョポニョ魚の子、ポニョーッポニョーッポニョニョニョニョー、ポーニョポーニョポニョ魚の子、ポニョーッポニョーッポニョニョニョニョー、ポーニョポーニョポニョ魚の子、ポニョーッポニョーッポニョニョニョニョー、ポーニョポーニョポニョ魚の子、ポニョーッポニョーッポニョニョニョニョー・・・・」
もう、傷付いたレコードですよ。
同じフレーズ延々と。
そんなときにね、
「お待たせしちゃって、ごめんなさい・・・・」
って美女が・・・
危ないまりるう
そう言われても致し方ありませんって、お話しでした。