三軒茶屋で呑んだ事って、実は無かった。
じっくり歩いたこともなかった。
三軒茶屋の赤鬼っていうお店で呑んでます、というお誘いを、たまに渋谷の自宅にお戻りになられるY氏から頂き、俺っちも御一緒させてとお願い、伺ったのであった。
結局、私の他、二名が御一緒するとのこと。
呑みに行く前日に徴集をかけて、すぐに3名集まってしまう辺りにY氏の人望の厚さが伺える。
こうして
Y氏を囲む会 in 赤鬼
に集うべく、初めての三茶に降りたったのであった。
三茶といえば、世田ヶ谷通りか246、もしくはその上の首都高を車で通り抜けるだけだったが、こうして裏通りを歩いてみると、なかなか、ディープな街並み。
246と世田通のあの三角地帯に、こんなに良い感じの飲み屋が集まっているなんて知らなかった。
まあ、たくさん興味深い店はあったのだけれど、今日は赤鬼。予約済み。
これもまた、ちょっと分かり難い場所にある。
ついてビックリ。
なんとプチ行列。
そしてみんな断られている!
どこにでもある大衆居酒屋的外観ながら、知る人ぞ知る名店らしい。
「今日予約いっぱいだって・・・」
とがっかり去っていくお客さんや、
「予約してないんですけどぉー」
と不安げに訊ねているお客さんを尻目に、予約のY氏のお名前を告げると、すんなりテーブル席にとおされる。
なんかすみません。
悪いコトしているわけではないのだが、入りたくても入れないお客さんに、ぺこぺこ頭さげながら、御入店♪
厨房を囲むL字型カウンター。
テーブル席が4つ、奧には御座敷。
それ程広いお店ではないが、それ故に、お店全体が活気付いているように感じられる。
どうやら、他の皆様はいらしてない模様
日本酒がウリのお店のよう。
ちょっと早く着き過ぎちゃったか・・・
時間潰しに何か呑んで待とうと思うが、
いきなり日本酒って言うのもなあ・・・
やはりここは、生ビールで時間を潰すことにする。
そうしているウチに、Y氏のお名前を告げて入ってこられた女性のお客さん2名。
勿論、初対面である。
はじめまして、と挨拶しているところに、Y氏御登場。
囲む会、はじまりである。
まずはお通し。
お通しが美味しいと、それだけでそのお店に期待がもてる。
Y氏お薦めのお店というだけで、期待感満載だったが、このお通しを口にして、期待感がが満足度に変わった。
皆様、もう、初っ端から日本酒。
ここでは、日本酒しか飲まないよ!という気合が感じられる。
生ビールなんて飲んでいた俺っち、すっかり出遅れである。
日本酒のアテに、ホヤ塩辛。
ちょっと量が少ない。
まあ、珍味だから、仕方ないか。
それに、あんまり大量に盛られても、そう食べられるものではないし・・・
湯葉。
そのまま食べても美味しい。
この頃には、生ビールも空いて、日本酒を頼んでいる。
こちらでは、十四代というお酒が有名。
十四代も色々種類があって、比較的廉価な一杯800円位の物を選択。
こちらは田酒。青森のお酒らしい。
こちらも頂いた。
じゅんさい。
人気店で、混んでいることもあり、焼き物や、お刺身は時間がかかるとのことで、初めのおつまみは、薬膳料理的であった。
しかし、そろそろ、動物性蛋白質が恋しくなってきます。
そんなところに、ナイスタイミング!
鮪カマ焼き!
やっぱり焼き立てのは美味しいねえ。
続いて、お刺身盛りあわせ。
この日は休日だったので、市場がお休みで、それ程種類がないとのことでしたが、いえいえ、充分ですよ!
それも新鮮。
だけど我々より後にいらしたお客さんは、もう頼めない状況だった。
先手必勝ですね!
古酒。
色が、琥珀がかっています。
最後に、これも名物という、お蕎麦でしめようと思ったら、お蕎麦は終わってしまったとのこと。
先手必勝でした・・・・_| ̄|○
だけど、楽しい会話と、為になるお話し。
そんなつまみが一番だねえ。
そんなおつまみ抱えて、タクシー乗り込み、このあと、神泉ルザンクへ
大人の飲み会は、まだまだ続くのであった。
俺っちも年令だけなら、充分大人(^m^)
赤鬼
最寄: | 三軒茶屋 / 西太子堂 |
電話: | 03-3410-9918 |
住所: | 世田谷区三軒茶屋2-15-3 |
定休: | 無休 |
平日: | 17:30 - 23:30 |
土曜: | 17:00 - 23:30 |
日祝: | 17:00 - 23:30 |