第5章運命 第18幕種火3 携帯 | 一度のあやまちでも… 一生許されませんか…

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タイトル編は完結しています(タイトル編入口)


★今現在迄のあらすじ★


インターネットのお見合いサイトで

一人の男性と知り合った私…

これは 運命だ。と 信じて疑わず

悠也さんという男性と

恋に落ち 結婚した…


そして今――― 

運命という言葉が

私をあざ笑う…―――


今回の事の発端から読んでみるか~の方は
こちらからどうぞ♪


※ 携帯バージョンです


ある日―――


職場での 昼食時間

携帯を開けると

悠也(夫)と名付けた

悠也さん専用のフォルダの中に

新着メールが届いていた


正直… 気が重い…―――


恋人同士の時は 

待ち焦がれていた

楽しみだったメールが

開くのもためらう程の物に

変わっていた―――


フォルダを開き

無題のメールを開く―――


『今日 家を出てく』


メールには

たった一言 そう書かれていた


そのたった一言でも

私から 正気を奪うには 十分だった


yuuは 今でも 昔みたいに

悠也さんを 愛してるの?

そう聞かれたら 

…正直 言葉に詰まる。


デモ…

たった1行の台詞を目にした途端

手の振るえが止まらない

それは… 確かだった


私は きっと―――…

家族という形 を 失うことが

何よりも 恐かったんだと思う…


私は お昼も食べず

小刻みに振るえる手でハンドルを握り

急いで自宅へと向った


リビングに入ると

私を待ち構えていたかのように

恐い顔で 悠也さんが仁王立ちしていた


『ざけんじゃね~ょ!!』


私を見るなりそう大声で叫ぶ


『一体…

 どうしたの?』


オロオロして泣きそうな私に


『どうしたも こうしたも

 ねぇ~んだょ!!』


そう怒鳴ると

勢いよく 棚をケリ飛ばした


私が気に入って購入した

洋風のアンティーク調の棚の扉は

無残に壊れた


悠也さんは

壊れた棚の中から

何かを取り出すと


それを思いっきり 私に投げつけてきた


それを手に取り 目にした私は 唖然とした


え… 何? なんで?


そんな言葉が 頭に浮かんだ



『てめぇ~

 こんな物まで 

 取っときやがって!!』



『マジ!!

 ふざけんじゃねぇぞ!!

 コケにすんのも

 たいがいにしろよ!!』


… ?


『いつまでもな!

 アイツが!!

 

 龍之介がイイなら!!


 離婚してやるよ!!

 

 リコン!!』


… 。



私が手にした物


それは…



私が若い時


…2人で


海外に旅行した時の 

ビデオテープだった 。


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