50's 夫夫生活ブログ『あすなろ』 -6ページ目

50's 夫夫生活ブログ『あすなろ』

50代のゲイリーマンの等身大生活。LGBTs、10年超になる夫夫生活、旅行記、財テク、認知症介護、うつの闘病生活…。経験したことから、少しでもお役に立てそうな記事を綴ってます。

【12月~4月休職までの体重変化】

平均体重63kgだった自分。

うつ病を患い食欲不振に。

様々なダイエット本などが売れる
このご時世。

私の場合は、「幸せな時間」を、
ダイエットしてしまったことが、
しくじりの1つの原因。



「幸せな時間」とは、

どれだけ豊かに思える時間(自己肯定感
自己貢献感)を増やしているか。

どれだけストレスがかかる時間を
減らしているか。

意識や思い込みを良い方向に
リフレームできているか。

が、関係するらしい。


休職期間中に、少しでも
幸せな時間を取り戻していきたい。

今でも十分に、幸せな時間を
過ごせていることに気づける
感性を持てる心の余裕をもちたい。

一歩ずつ。あわてず。あきらめず。


【参考】

「ゲイツ心配おねしょ」

ゲ :元気が出ない
イ :イライラする
ツ :疲れやすい
心配:心配性になる
お :起きられない
ね :寝られない
し :症状(めまい、頭痛、
動悸、食欲不振、軟便)
よ :抑うつ(億劫、行動に
移せない、興味の喪失)

下段にある症状になるまでに、
早期対応をしてほしいです。
こころの安全基地】

家族に限らず、友達でもいい。
素の自分をさらけ出し、

「情けない自分」
「ダメな自分」

をグチれる関係。

いざというときには
助け合える間柄。

そんな信頼しあえる人たちに
出会えたら、「こころの安全基地」
として育て、長く大切にしていきたい。

「こころの安全基地」は一つに
限定しないことも大切だそうだ。
最低でも、3点以上確保する。

家族、親友など、付き合いが
一つの関係だけに集中して
しまうと、その関係は途端に
息苦しいものになり、摩擦や
嫉妬も生まれかねない。

そこにトラブルが起こると、
ストレスを解消する手段を
なくしてしまう。

他の関係が順調なら気に
病みすぎることもない。
失うことを恐れず、
安心してしばらく離れる期間を
置くこともできる。

今の「うつ状態」の自分にとって、

「12年伴に歩いてきた相方さま」
「カミングアウト済みの母親」
「同業者のゲイの友達」
「様々な場所でいるLGBTの友達」
「つたない内容のブログにも、
いいね!やメッセージをいただける方々」
「LGBTの家族と友人をつなぐ会の方々」
「心療内科やカウンセリングの先生」
「SNSなどでつながっていただけた方々」
「職場で唯一カミングアウトできた同僚」

「なんとなくゲイと自認し始めてからも
生き続けた自分自身」

3点以上確保できていることに
感謝感謝です。

(参考)

13年前の30歳。
ゲイであると自認した自分。
結婚適齢期という世間一般の
「とらわれ」に悩んだ様子に
ついては、よければ、こちら。

http://ameblo.jp/mariokun2000/entry-12260872096.html

34年前の9歳、小学生時代。
「とらわれ」がスタートしたころ
については、よければ、こちら。

「無意識は意識の2万倍の力がある」

http://ameblo.jp/mariokun2000/entry-12260322576.html


・・・・・・・・・・・・・・・・

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

練炭で「自殺未遂」をした13年前。

今も、うまくいかないことだらけ
ですが、

「あのとき、死ななくてよかった。」

と、思える日々が送れています。

LGBT当事者(ゲイ)の自殺未遂の割合は、
一般男性の【6倍】という調査結果が
出ています。

自分らしく生きられなくて
泣いている人よりも、
自分らしく生きて
笑っている人が一人でも、
増えていきますように…

できるときに、できる人が、できる
範囲で、一歩ずつ。

仲良くしてもらっている
ゲイの友達と、スーパー銭湯へ。

この銭湯には、10年ほど前にも、
別のゲイの友達と来たことがある。

ゲイの世界にデビューしたころ、
その友達に、いろんなことを
相談したり、いろんな場所に
連れ出してくれたりした。

そのゲイの友達は、今は、天国にいる。

41歳の若さで、この世を去った。

入院の知らせがメールで届いて、
お見舞いもできないまま、
その一ヶ月後にご逝去された。

訃報は、亡くなられた日の
3日後にしか届かなかった。

そのスーパー銭湯に、
43歳になった自分がいる…。


話はかわるが、


最近、「一期一会」という言葉の
本当の意味を教えてもらった。

多くの人が理解している意味は、

「一生に一度の出逢いを大切に
するべき。」

でも、ほんとうの意味は少し
違うそうだ。

「毎日顔を合わせる友人や家族や

仕事仲間であっても、今日が

最後だと思って、言葉を交わす、

その一瞬一瞬は『一期一会』である。

相手を思いやり、出逢えた

ことに感謝をしなさい。」


今日、こうして、友達と一緒に
温かいお風呂に入れる。
一緒に、話ができる。

そういう時間を大切にしたい。

天国にいるゲイの○○くん。

あなたは、ボクの心の中で
生きてくれています。




最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

練炭で「自殺未遂」をした13年前。

http://ameblo.jp/mariokun2000/entry-12261286155.html


今も、うまくいかないことだらけ
ですが、

「あのとき、死ななくてよかった。」

と、思える日々が送れています。

LGBT当事者(ゲイ)の自殺未遂の割合は、
一般男性の【6倍】という調査結果が
出ています。

自分らしく生きられなくて
泣いている人よりも、
自分らしく生きて
笑っている人が一人でも、
増えていきますように…

できるときに、できる人が、できる
範囲で、一歩ずつ。
ご訪問ありがとうございます🙇

ゲイの世界へデビューしたのは、30歳。

それまでは、公私ともにクローゼット。

元々、ストレス過多で精神疾患が多く
いる職種の上に、同性愛嫌悪の発言が
飛び出す職場環境。

20歳代後半は、本当に、暗くて、
苦しい時間を過ごしていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

【本気で悩みだす】

カルーセル真紀さん、カバちゃん、
三輪明宏さん、(今でいう、
マツコデラックスさん、
ミッツマングローブさんなど)は、
そういう人なんだから、
自分は、違う。

自分は、もう少ししたら、
「普通」に女の子を好きになって、
「普通」に女の子と結婚して、
「普通」に子どもが出来て、
「普通」に両親に孫の顔を見せて
あげられる。

と思い込んでいた。

でも、女の子にワクワクしない。

男の子が気になる。

育って来た中で、刷り込まれた
ジェンダー規範による決めつけ、
思い込みで、心の中を自分自身で、
ぐちゃぐちゃにしてしまう
悪循環がスタートした。

○変態、キモい、気持ち悪い
○男同士が抱きあう、キスをする
    →笑いの対象
○女っぼいことはダメ
○男は結婚して、一人前
○早く結婚しないのは親不孝、
孫の顔を見せてあげないと
○自分が同性愛者という者に入るのか?→変態!?
○隠し通さないと、まわりから
なんて言われるか、そして、
いじめられるか…。

自分で自分を極限まで追い詰めて
しまう。

職場での人間関係

問題行動に関しての保護者対応
(結婚、子育てしていないことに
対する劣等感)

家庭内不和
(セクシャリティのことを相談
できる雰囲気ではない)。

心の安全地帯は、全く無くなった。



【自殺未遂】

すべてが重なり、自室で、練炭を
使って、自殺を謀った。

部屋中が、炭の臭いで充満
していった。

発見した母親は言った。


「なにしてるのっ!」


その場で号泣しながら、なんとか
声を振り絞って、答えた。


ごめん。もう、しんどい。

自分は、女の子が好きになれない

みたい。

28歳から2年間、自分なりに親に

心配かけないように

内々でお見合いサイトに登録して、

お見合いを繰り返してきた。

結婚することを試みてきたけど、

ダメみたい。孫の顔も見せて

あげられないと思う。

こんな子で、ごめん…。

号泣する息子と、それを目の当たり

にした母親。

しばらく時間が止まった。

母親は、この状況に動揺しながらも、

話し始めた。

「そうやったん。つらかってんな。

そういうことで、悩んでてんな…。」

「お母さんはな、あんたが、たとえ

どの性別の人を好きになったとしても、

あんたが、ただただ、

生きてくれてることが一番やねんで。




生きていてくれるだけで、

うれしい…。


何トンもの重さにもなっていた

肩の荷が一気に崩れさる感覚を

実感した。

体が震えるくらいに、泣いて

泣いて泣き崩れた。