1977年に京都市交通局から移籍してきた元京都市電の1900形。京都市電時代よりも長い期間、全15両が活躍してきたが、近年の新型車両投入に伴い、1900形においてもついに初の引退車両が生まれることとなった。引退を迎えることとなった1902号『桃山』と1903号『舞妓』の2両によるさよなら運行が実施された。運行は、江波⇔横川駅間の8号線で、1902号と1903号がそれぞれ1往復する形で実施された。
↑ 横川駅にやって来た。横川駅から、実際に1902号に乗車する。その前に、7号線広島港行き1016号。
↑ 1915号『鞍馬』が到着。1016号と並んで『世代交代』の画。
↑ 810号 7号線広島港行き
↑ 11:43 お目当ての1902号が到着。折り返し8号線江波行きとなる。
↑ 引退記念に特製ヘッドマークも付けられた。
↑ せっかくなので、終点・江波までこの1902号に乗車することに。
沿道には、多くの同業者たちがカメラを構えて撮影していた。
↑ 12:20 江波電停
↑ 1002号と並ぶ
↑ 今回のさよなら運行に当たって、特製ヘッドマーク取付の他に、京都市電時代の姿に復元されている。ドア部分の塗装が違うことに注目。
↑ 運行を終えた1902号は、江波車庫の中へ入っていった。この後運行に入る1903号（舞妓）と車庫内で並ぶシーンも。
↑ 1909号『清水』
↑ この後少し時間が空くので、熱中症対策の為に一旦帰宅。
14:30 再び横川駅電停へ。
↑ ちょうど813号『七夕電車』（おりひめ号）が停まっていた。
↑ 14:38 1903号横川駅着
↑ 1903号にも特製ヘッドマークが付けられた。
↑ 1903号に乗って再び江波へ。
↑ 15:10 終点・江波電停
↑ 1903号も京都市電時代の姿を再現している。
↑ 運行を終えた1903号は江波車庫の奥へ消えていった。
↑ 1009号 6号線広島駅行き
↑ 808号
↑ 無事さよなら運行を撮影し終えて、8号線横川駅行きで折り返して帰宅した。
なお、この1902号・1903号のさよなら運行は明日・7月13日にも実施される。明日がおそらくこの2両の最後の営業運行となる模様。営業で走る姿を撮る、乗るのはラストチャンスになりそうなので、是非この2両の営業線を走る姿を見届けてほしい。