チンタカタタンタタ、タタッタンターン♪ (BGM)
●Andon
はーい皆さん、おはようございます。ナビゲーターのアンドン優子です。
土曜日の暇つぶし講座、「起業してみてわかったことメモ」の時間ですよー。
講師はバカダ大学政治経済学部のシモネッタ教授です。
それでは教授、今週もよろしくお願いします。
●Shimo:ハーイ!みなさん、こんにちはー
先週は、わらしべ長者のシーン4、アブを結んだワラを子供にあげてミカンをもらうところまでじゃったな。
今週は、シーン5に進もう。
シーン5では、もらったみかんを、喉の渇きに苦しんでいる旅人にみかんを上げて上等な反物をもらうわけだが、本来はみかん一個と反物なんかじゃ金銭的な価値は大きく違う。
だから、普通はこの取引はなりたたないよね。
ところが、「相手のニーズによってものの価値は変わる」ってことだ。
喉が渇いて命にかかわる状況にある人にとって、上等な反物よりミカンの方が価値があったということ。
もっとも、あまりやりすぎると顰蹙を買うから要注意だけど、状況しだいでは自分の商品の価値を高めることが出来るってことだね。
次にシーン6では、反物を死にかけた馬に変えている。そしてシーン7ではその馬を屋敷に変えている。
死にかけた馬と言うのは、先を急ぐ武士にとっては価値のないものだが、時間があるワラ夫が水を飲ませ、看病したら元気になる。元気になった馬は、急ぎの用のある屋敷の主にとっては価値が大きい。
Aさんにとって価値が無いものもBさんにとってはとても価値があるもの。ものの価値はあまり変わらないけれど、相手によって時間によって値段が違う。
もっとも高いタイミングで上手に売ること。
これが大事なんだね。
この話は、まるで先週書いた、本田宗一郎の原付き自転車に使われた軍用のエンジンのようだね。
そして、ワラ夫は最後に屋敷を手に入れるが、ここまでの道のりを、旅を始めるときに計画することはできないよね
つまり、わらしべ長者の教えと言うのは結局「目標はあるが、がちがちのビジネスプランは作らない」というところなのではないかとわしは思う。
起業すると銀行やら行政やらありとあらゆる人から「ビジネスプランは?」と言われるが、最初からこの若者が「屋敷を手に入れる」という目標に向けてこのビジネスプランを作れるだろうか?
逆に、最初から誰もがうんというようなビジネスプランが出来るようなビジネスは、みんながやってるから当然、レッドオーシャンだろう。
大企業の企業内ベンチャーや官製ファンドがうまくいかない理由はここにあると思う。
プロジェクトが始まる前に、5年先までの事業計画を書けるほどビジネスは甘くない。
走りながらチャンスを目ざとく見つけてその場その場で臨機応変に変更していくことこそ成功の秘訣だと思うぞ。
Andon:先生、ありがとうございました。
これで「わらしべ長者に学ぶ 起業入門」は一応、終了ですね。
この次はどんな企画になりますか?
Shimo:うん、実はこの起業入門が映画されるという話があっての。
「ジャングルトム物語」というんじゃが。ジャングルに不時着した空軍エリートのトムがジャングルで生き抜いていくドラマを通して、中零細ビジネスに成功する方法を学ぶというやつじゃ。
その映画の脚本をプレ公開して行こうかと思っとるんじゃ。
Andon:うわー、先生、映画ですか!すごく楽しみです。どんなキャストなんですか?
Shimo:豪華キャストじゃよ。
まず、主役のエリ―トパイロットはトムクルーズ、
ジャングルのライバルにローレンス・フィッシュバーン、
ジャングルの長老にはモーガンフリーマンという豪華キャストじゃ。
こんどはボチボチと不定期に公開して行こうとおもっとるから、お楽しみに。
さて、優子ちゃん、今回で最後じゃないけど、一応、わらしべの最終回だから、打ち上げにワインバーRでも行くか?
Andon:そうですね。じゃぁ、まぁ最後ですし、たまにはお付き合いしちゃいましょうか。
Shimo:おーそう来なくっちゃねー。じゃぁまぁ、とにかく無事、脱稿おめでとう!あくしゅあくしゅ
♥
Andon:バチッ!先生、それはセクハラです!
それでは、みなさん、またお会いする日までアリベデルチ!
チンタカタンタンタカタカタンタン♪