今は中学受験を目標にしているが、過去にキッパリやめようと思った瞬間がある。
それは、児童精神科で心理検査の結果をみたとき。
自己表現がニガテで落ち込みやすい傾向がある子に、まったく新しい環境はむずかしいんじゃないかと思った。
あとは、WISC‐Ⅳから
ハルの総合的知的能力は中の下
その結果を受けて
「知的能力が高くないハルが授業についていけているのは、それだけ頑張っているからだ。
これ以上頑張らせて中学受験させるのは、酷なんじゃないか」
そう思った。
知能検査の結果=偏差値のように感じていた。
今思えば知能と学校の学習を混同してしまい、息子に安い同情をした。
もちろん両者を完全に引き離すことはできないと思う
安定した知的能力は学習の礎と言っても過言ではないだろう(と、息子を通じて実感している)(切実)
私は総合知的能力の数字に引っ張られ、個々の凸凹をおろそかにしていた
今思えばハルの学校トラブルの大半は、ワーキングメモリーの極端な凹に起因しているし、社会が好きすぎるのは無理してるんじゃなくて、知覚推理の凸が作用してるのかもしれない。
(私は専門家じゃないので知らんけど、息子に関しては理にかなっているように思う)
勝手に限界設定し、頑張らなくていいと決めつけた。
療育するにも遅すぎると、ハルの凹を見てみぬフリをした。
私は、ハルがこんなに頑張れる子だって知らなかった。
この塾通いが正しいかはまだ分からないけど
今のところ塾環境がカチッとハマって、ハマるとこの子は強いんだなって驚いている