帰省最終日の車内、実母とふたりきりで話した。
母が
「ジジ(私の実父)は自分のことばかりで周りなんて関係ないから~」
と言ったので
「ジジとハルはよく似てるよ。
たぶん、アスペルガーみたいなものなんだろうね」
と返したら、少しの沈黙の後
「(滞在中ハルを)ちょっと変だな、と思うことはあった」
「年が下のナッちゃんの方が周りを見てると感じた」
と、打ち明けてくれた。
(母にASDは分かりにくいので、一般的になじみのあるアスペルガーを例に出しました)
簡単にいうと「子どもっぽい」
母の意見は、数日間一緒に過ごしただけでも感じる正直な違和感だ。
実父とハルの共通点は
【自分のこと(自分の興味)だけに頓着し、周りとの調和は(あまり)考えてない】
そういうもの。
この傾向に関して、私は良いとも悪いとも決められない。
「自分」を尊重することは良い・・・というか、何はなくとも最低限「自分」を守ってほしいと思っている。
だから、「悪いわけじゃないけど、大変(誤解されやすく要らぬ苦労がある)」って認識。
自分のことしか考えてない(ように見える)人は子どもっぽい。
だから、実父もハルも年齢不相応に見える。
ハルはまだ子どもだけど、高学年。
そろそろ周りのことを考えられるようになる年齢だ。
でも、ハルの視界は狭いまま。
これが違和感の正体なんだと思う。
ASD的古希の暮らし
実父については、「絶対ASDって診断受けるだろう」と思うが、古希の人間が今更診断を受けたってどうしようもない(むしろ診断テストとかでキレる未来が見える)ので、放っておく方針。
(実母も同意)
この20年でだいぶ丸くなって、ほんのちょっぴり他人のことも考えられるようになった実父に、これ以上望むものはない。
傍からみると実父の自己満足な日々のルーティーンも、それで波風が立たないのなら家族としてはOKだ。
実父に関してはほぼゴールみたいなもので、このまま(荒れないで)人生を過ごしてほしい。(切実)
しかしまぁ、実父を参考にすると、人生落ち着くのが還暦以降・・・ってことは、ハルもあと半世紀経てばちょっとイイ感じになるってこと?
・・・遠いなぁ