週1で通う療育事業所で、年4回個別療育もしているアキ。
慣れ過ぎてだるだる
個別といっても、会場はいつもの事業所なので慣れたもの。
慣れ過ぎて、たるみまくり
親子同室空間なのも相まって
ちょっとイスに座っては
「さ、帰ろうか」
オイオイ
悩みを話す
意欲ゼロなアキを横目に、職員さんに相談した。
具体的には・・・
子どもらしいオモチャで遊ぶこともあるが、どちらかというと「ドア」や「網」。
今は特に「時計」への関心が強い
興味を一般的なオモチャに誘導するべきか?
もちろん、この「親がいると緊張感がなくなる状況」についても。
「時計」に執着する子どもには
「時計は彼にとって美しい世界なんでしょうね」
と、職員さん。
私もその気持ちは分かる
でも、世界を広げるには?
「数字がとても好きだから・・・そこから広げていくといいかもしれません。
この子は今後、数字から文字に移行していくでしょうね。
文字が理解できるようになれば、一気に世界が広がります」
アキはまっすぐやジグザグの運筆より、数字を書く方が興味あるかも・・・
目からウロコの絵カード利用法
絵カードとか絵辞典って、幼児のいる家庭には大抵あると思う。
物の名前を教える目的で
職員さんは発音が不明瞭なアキに対し
文字数を意識するように絵カードを使っていた。
普段「にわとり」を「にゃーとり」と発音するアキに絵を見せる
アキ「にゃーとり」
次に、カード裏の文字を見せる
にわとり
職員さん「に、わ、と、り」
このような手順で「一つの文字に一つの発音が割り当てられていること」を感覚的に教えることができる
不明瞭な一続きの発音になっているアキには、文字数を意識させることが有効なようだ。
(文字数を意識できれば文字の内容を知らなくてもいい)
なるほど
意識付けとはこういうものかと勉強になった
ちなみに「親がいると緊張感がなくなる問題」については、今度の集団療育の状況を見ながら物理的に親子間の距離を遠くしていく方向とのこと。