頭から𠮟りつける親は毒親
かもしれない。
でも、あのときは
今、ガツンとやらないと!
って、本能的に思ってしまった。
それは、もう、だめ
「ごはんにするから、机の上の物を片付けてね」
常識的で無理のない一般的なお願いを、お絵描き中のナツにした。
聞いていなかったのか、片付ける気配がなかったので2度言った
そしたら、ナツがえんぴつを投げた
誰もいない方向だったけど。
おりこうな真ん中さん
ナツは3人きょうだいの真ん中
長男と遊べ、次男の面倒見も良い調整役
わが家のムードメーカー
焦りがちでパニックになる場面もあるが
正義感が強くお手伝い心も旺盛
親としては助けられている。
クセの強い兄弟に挟まれ、ストレスもあるだろう・・・
と同情し、今まで些細な癇癪は看過していた。
別室へお呼び出し
ナツは、えんぴつを投げた後もワーワー言った。
「やろうと思った」「言われたくなかった」
そんなこと。
後ろで外野がやんややんや五月蝿かったので、部屋を変えて話すことにした。
未知の物事に不安を感じやすいナツは
「折檻部屋にでも連れていかれるのか?」
というぐらい、激しく抵抗した。
(そのくらい彼女に対し、今まで話を聞く機会がなかったのだ)
お小言で主張します
事象をみるに、大したことではない。
「わかっていることを言われて腹が立って、誰もいない方向にえんぴつを投げた」
それだけ。
誰も怪我してない。
でも・・・
この娘に対し、諭せるのは親だけだと私は思った。
物を投げる
当たってない
でも、周りの人の気持ちは?
実害がないからといって
みんながそうしていたら?
疑問・不安・困惑・不快を与えるかもしれない行動
7歳の今はまだいいかもしれないけど
だんだんと許されなくなってくるんだよ
20年前、職場に「イライラすると壁に物を投げつける先輩」がいたのを思い出した。
もちろん、みんな見てみぬフリ