そーいえば、あの子元気?

 

ホラ、幼稚園一緒だったイチくん!

今、同じクラスでしょ?

 

 

長男が席替えの話をしたので

知っている子の近況を尋ねた

 

 

ん~わかんない

だってイチくん、給食以外は支援級に行ってるんだもん

と長男

 

 

え?そうなの?

1年生のときからそうだったっけ?

 

 

ちがうよ

3年生から行くようになったの

授業中遊んでばっかりだったからね

勉強がわからなくなっちゃって行くことになったんだよ、きっと

 

 

 

うっっ ゲッソリ胸が痛え

 

 

まだ3歳だけど次男の進学先として支援級は頭に置いています。

だから地域の小学校がどのような形をとっているのか、関心がある私

 

幼稚園時代のイチくん(仮名)は見ていて違和感のある男の子だった

行動が突飛だったわけではない

 

どちらかというと屈託のない幼さを残し続け

年追うごとに周囲との差になってしまっていたという感じ

 

 

それって、まんまウチの次男じゃん!

 

 

途中から支援級に通うということ

イチくんの親御さんもいろいろ考え動かれたことでしょう

 

もしかしたら就学前より学校と相談されていたのかもしれません

 

いずれにせよ

深く考えた末のことと思います

 

 

私の立場から申し上げると

 

分け隔てないイチくんの態度に

ボッチ長男の母である私は救われた時期がありました

(子供間ではそんな単純なものではないようでしたが・・・ウチの長男をかまってくれてありがと~!!

 

 

 

それにしても長男の言いぐさよ・・・

 

 

そんな決めつけ、母はかなしいぞー!

でも小3ぐらいの認識ってこんなもん?

 

担任の先生から支援級についての説明はされていないっぽいからなー

なんでもオープンにすりゃいいってもんでもないしな

 

聡い子なら

『支援級に通うのは自分が想像できないような何か事情があるのかも』

なーんて慮ったりするのかな?

 

 

 

たまらず私

授業がわからなくて集中できなかっただけで

遊んでたからわからなくなっちゃったわけじゃないかもよ?

 

と説明してみたけど長男の返答は

 

それって何が違うの?

なんだかよくわからないうーん

 

 

 

卵が先か鶏が先か的論争を長男に投げかけても

まだわからないのは仕方ないことだろう

 

なんならイチくんの本当の事情なんて私にだってわからない

 

 

でも

次男に日々接し

『ケーキの切れない非行少年たち』を読み

 

努力とか真面目とかで片付かない何かを感じている身としては

長男に「別の視点もあるかもよ」と教えたかった。完全なる自己満足