先月下旬、パリに着いた翌日、
最初に行くところは決めていました。
 
フランス国王であるルイ16世と、王妃マリー・アントワネットの棺が現在安置されている、パリ北部の郊外にあるサン=ドニ大聖堂。
 
Saint-Denis(サン=ドニ)のモニュメントと、
背景にあるのがサン=ドニ大聖堂です。

ご覧のように今は右側にしか塔がありません。左の塔は1837年に落雷によって崩落してしまったそうです。

 

パリの中心街とは異なる雰囲気の街並み。この街は通常のガイドブックにもあまり載っていなく、インターネットで調べても、大聖堂付近以外は普段から治安が非常に悪い場所とのことなので、夜は避けて午前中に向かいました。

 

中に入ると見えるステンドグラス。

 
 
 
 

そしてこちらが、

ルイ16世とマリー・アントワネットの祈りの像。

二人は亡くなってすぐは別の場所に埋葬されたのですが、後に二人の遺骸がこの場所に帰還した際に、ルイ18世の注文により1830年頃に完成した像だそうです。

 

約200年近く前から、

この場所にあるということですね。

マリー・アントワネット

ルイ16世

 
 
 

美しい大聖堂を進み・・・

地下には、

ブルボン家の地下礼拝堂・納骨室。

 

こちらに、6つの棺があります。

6つの棺のうち、

真ん中の左がアントワネット、

右がルイ16世の棺と記されています。

この二人は、

現在ここに眠っています。

他の場所も、棺だらけ!

そしてこちらは、なんと二人の息子、ルイ・シャルル(ルイ17世)・・・の本物の心臓が収められています!

こちらが本物の心臓。

ルイとアントワネットに別れを告げ・・・

大聖堂の出入り口

6月下旬のパリのお昼は大快晴!

暑くてランチはハンバーガーと冷たいビール!

この後は、マリー・アントワネットが最後に収監された、コンシェルジュリーへ向かいました。

 

ウィーンでのエリザベートを辿る旅と同じく、

お墓→牢獄→宮殿と、

時代や彼女の人生を遡るタイプの旅をします。

 

ファンクラブ限定動画『裏!MARIO CAPRICCIO』では、15分ほどの自撮り動画にて内部をご案内!

本日、19時頃に公開予定です。

是非ご覧下さい!