Yoshimi
Blue Bird Delively
入院生活②
この入院生活は
自分の中で
このままでは、いけないと
立ち上がるきっかけとなる入院となった。
この時の入院は若い子が多かった。
中には中学生の子もいた。
その子は、
自閉症スペクトラムだと言っていた
のを思い出す。
私、看護師だけど
「なにそれ？」って思った。
初めて聞いた言葉だった。
その子は、私の気をひくために
洗剤のジェルボールを潰した。
なんで、あんなことしたのかな？
って思うけど、
いろいろ事情があるのだ。
家の息子たちも
自閉症スペクトラム障害
とADHDのグレーゾーン。
はっきりと診断というより、
かな？っといった程度。
特に次男は
やりたくないものは
絶対にやらないという傾向がある。
頑固で話が通じない。
自分がやりたいことには
まっしぐら。
すぐ、あきる。
自分には難しいと思うと
できないに変わる。
入院していた中学生にも
心の休憩が必要だったのかな。
時々、勉強もしていた。
複雑な家の事情の高校生とか？
もう忘れちゃったけど、
他にも、いろんな若い子がいた。
入院中、子どもたちが面会に
来てくれて、
なんか、自分も前をむこうって。
外泊のときも、ご飯を作ってみたり、
一つ一つを「やってみよう」にして、
行動することにした。
そしたら、
目の前の子どもの成長を
みたいなとか思うようになってきて。
退院してから、
保育園の行事も楽しめるようになってきた。
ただ、眺めるだけだった。
ただ、しんどかっただけの行事を
楽しめる
入院中の自閉症スペクトラム障害の子との
出会いが大きかったか？
不思議な御縁です。
今、私が入院していた病院に
双子は通院しています。
通院といっても半年に一度。
次は夏休み。
子どもたちは小さい頃に
入院している私のお見舞いに
来ていたことなど
忘れているよう。
かなり小さかったから。
長男は少し覚えていそうだけど。
彼らも生まれてすぐ、
母親を失うかもしれない
出来事だったのだ。
そのほうが幸せだったのかな？
と考えることも
時々あるけど、
今でも「母ちゃん。母ちゃん。」
と呼びまくってるし、
居てよかったのかな？なんて
感じています。
当時、義母が
ぐいぐい子育てに参加しようとしてきた。
頼んでもないことを
いろいろと勝手にやる。
それが、苦痛だった。
上手にばばを使えと
言うが、使うというより
勝手に子育てをやろうとするのだ。
はりきっているのだと
思うけど、嫁としては
自分でやりたいこともある。
全部任せたいタイプは
いいかもしれない。
私は違ったから。
でも、子どもたちに優しく接する義母。
私よりも義母に育ててもらったほうが
いいんじゃないかと思った。
私はいないほうがいい。
この流れもあり、
私は毎日消えることを考えるようになる。
そんなこんなで、
この入院が必要となったわけ。
日常生活から物理的に
離れることで、
義母と子どもたちの光景を
見なくてすむ。
次第に気持ちが変わってきた。
自分にとって
嫌な光景は見ないのが一番。
見ざる聞かざる言わざる
ほんとだなと思った出来事です。
今も尚、
同居は続いているけど、
この言葉を胸に、
見えていたとしても
心で見たり聞いたりしていないのだ。
基本悪い人ではないのは
わかってるし。
そして、関わらないし、
私から声をかけることも
ほとんどない。
用事は主人に伝えてもらう。
私じゃなくてもいい。
同居を選んだ
本人たちで話してもらえばいいと思うわけです。
それで、楽にもなりました。
子どももそうだし、
大人も、やりたいことは
自分でやりたいですよね。
人に決められたくないです。
人の振り見て我が振り直せだな。
子どもたちに決めてもらわないとだね（笑）
あんまし、口出さないようにはしてるん
だけどねぇ。
勉強だけが全てではないし、
好きな人と苦手な人おるもんねぇ。
子供らは学校も勉強も嫌いなんやて
好きな人おるんかなぁ？とかも
思うけど、
私は好きなほうやったかな？
勉強が好きといった感じ。
でも、極めやんだし、
そんに好きとちゃうな
自分で決める
はめっちゃ大事だと思う。
次男のバク転がしたい。
バク転教室習わせるか・・・。
チャレタチ終了するし
なんとかなるかなぁ？
最後までお読みくださりありがとうございました
次は2018年安の年
保育園に就職。