薄いピンクのチークとリップ。プリンセスの洋服を着てまるでおとぎの国から来たお姫様のように美しく可愛かった。
「冗談だろ、、、」
廉くんの一言に桜が似合っていないと勘違いし、涙目になっている。
「私なんかが、、すいません、、」
今にも涙が出そうな声で謝った。
「大丈夫か?」
すかさず平野君が駆け寄って顔を覗き込んできた。
「だ、大丈夫ごめん。」
恥ずかしいような、嬉しいような?
感情が忙しく走り回っている。
「少しの間だけ俺のお姫さまになって」
廉くんが、言ってきた。
ああこんな事言ってもらえるなんて一生に一度。
今日は楽しんでやる!
廉くんが、お姫様抱っこしてくれたり。
私の顎を持ち上げて今にもキス出来る距離まで
唇を近づけたり。心臓がもたない。
そんな事を思っていたら撮影はあっと言う前に終わってしまった。
「いやー、良かったよ。やっぱり君は原石だ。
マネージャーより君が主役になれる日は
すぐに来る」そんな言葉をスタッフさんが言ってくれた。嬉しかった。
けど、なんだか平野くんは不満そう???
桜のやつ!!!
なんだよあれ!完全にお姫様じゃん!
可愛すぎて次のレッスン集中できる気がしない!
もう!どうしてくれるんだよーーーーーー!
それにしても廉の奴。
羨ましすぎる。次は絶対に譲らない。!
平野が、思っていたより想いが強くなったのは
永瀬も同じだった?!