黒竹(くろちく)の花です!

 
黒竹(イネ科マダケ属)

 

 

 

「竹」はイネ科タケ亜科に属する

常緑性の多年生草本の総称で、さま

ざまな種があり、昔から日本人の暮

らしの身近にありますが種類によっ

ては数十年~百年に一度、一斉に花

を咲かせて枯れるという珍しい生態

をもつことが知られており、これを

「一回繁殖性」というそうです。

※ 「一生に一度だけ、有性繁殖 

(植物の場合は開花・結実) を行い、

その後は死亡する繁殖様式。」

 

発芽後、長い年月をかけ地下茎

よって繁殖し、ある時期に達する

と花を咲かせ、種子を 実らせその

一生が終わる。

・・・知らなかった!
 
 

 

 

きょう、福岡市早良区で

「黒竹に花が咲いた。」との

ニュースが流れていました。

 

 

yahooニュースの見出し

“120年に一度しか咲かない”

「黒竹の花」を福岡市の住宅街で

撮影 今が明治以来の一斉開花の

時期

 

 

そこで早速昼間、職場駐車場の黒竹を

チェック、なんだ、咲いてない、、と

そのまま外出、夕方にも一度、黒竹が

植わってる場所をガン👀すると、

 
これが、はな?

 

花は稲が開花した状態(稲穂)によく

似ており、稲穂のような形状が枝一面

についています。

 

 
「イネ」と言われれば、、「イネ」

 

 

「黒竹」はイネ科のため花びらは

なく、小穂(しょうすい)と呼ば

れる鳥のくちばしのようなふくら

みから、おしべ等が出ています。

 
 
ぶら下がって見える部分が「おしべ」

 

 

黒竹は、中国原産のイネ科マダケ属で

淡竹(ハチク)の一種。最初は緑色で

夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年

ほどで真っ黒になり、青竹と比較する

と幹が細く稈(かん=樹木で言う幹)

が黒いのが特長。

 


過去、淡竹の仲間は1908年前後に

開花したことがわかっていて、

120年周期の開花とすると、全国的

な開花ピークは2028年頃とされて

いるようです。

 

 

竹林ごとに開花に多少のタイミング

のズレはあるようですが、全国的に

約10年ほど前から開花が始まってい

るのだとか。

 

 

同じ種類の竹が大体同じ頃に花を

つけるようで、この何年間の間に

各地で「黒竹」の開花が報告され

ているとのこと。・・・

 

 

この自然の神秘を「不吉の前触れ」

かも?と言われるのは、、前出の

竹が開花すると、自身はもちろん

のこと竹林ごと一斉に枯れてしまう

から、だそうです。

 

 

竹は開花して種子を残し、枯れる生態

があり、どこかで花が咲けば、それは

竹林一つの寿命のサイン。だから一気

に枯れて、竹林丸ごと消えてしまう。

ゲッソリ

 

 

と言っても、竹自体は縁起の良いと

される「松・竹・梅」の内のひとつ。

 

 

生命の営みの一つと捉えると、そう

悪いことではないと思います。

むしろ、120年に一度咲く竹の花

を見ることが出来、ラッキー!スター

 

 

それに、開花後に竹は種を落とし、

それが新たな命を生み竹林は再生さ

れます。その生命力にあやかるため

か、竹の種を持つと縁起が良いとも

言われているとか。

 

 

数十年から120年程度に1度の頻度で

しか開花しないと言われる竹)の花、

そして、花を付けると地上部の竹は

全て枯死するという不思議な植物。

 

 

残念ながらこの不思議な現象に、

研究者も一生の間に何度も出会える

わけではないので、研究が余り進ん

でないという現実があるようです。

 

 

種によって60年から120年周期で

花が咲くという竹の花が見られる

のは、また120年後?というと?

2024年+120年=2144年?

当然そのころ私はお空=天国(予定)

にいます。真顔

 

 

涼しげな青もみじにも種が出来、

可愛らしいプロペラが目を楽しま

せてくれています。

🍀お越しいただき

ありがとうございます。