私の父が亡くなりました



昨年10月頃

弱音など一切口にしたことがない父が

電話口であまり調子がよくないと。


近場に住む兄に確認してもらうと

糖尿病で

このままじゃ近いうちに死ぬよ


と言われる状態だったらしい。




しばらく自分で食事療法をがんばったみたいだけど

進行を遅らせるだけで治らないことに焦りや苛立ちや諦めを感じたのか

全てを投げ出して症状悪化



先週やっと

要介護1になって

行政の支援が受けれるところまできた直後…


自宅で転倒

運良く意識がまだある状態の時に兄が発見

その数時間後の夜に私にも連絡がくるも

主治医からは助かる可能性は限りなく低いと…


翌日一人で行けるように

夜のうちに航空券を取ったり準備をしていたけど

次の日の朝息を引き取ったと連絡を受けました



延命は本人と兄妹間の希望により一切なし。


65歳でした


早いよね

早過ぎるよね




今年の5月に
こっちに遊びにきてたんだよ

体調は良くなかったけど
シンシンと一緒に手を繋いで散歩したり
楽しそうだった


また秋に呼ぼうと思ってたのに…



残念です




でも
最後まで好き勝手自分の食べたいものを食べれて
四肢を切断することもなく
他の病気を合併して手術をすることもなく

そんなに苦しまずに最後を迎えられて
良かったんじゃないかな
と思います


私が子どもの頃から
子どもに弱音を吐くことも
助けてほしいと言うことも
無理強いをすることもない

俺は自由に生きるから
お前らも自由に生きろよ

みたいな
そんな自由な人でした


放任主義で
多趣味

そんな父だから
糖尿病を発症しなかったら

80代くらいまで
バイクに乗ってプラっと各地に行ってどこでもテントを張って旅をする
…そんな人生を送る人だと思ってた

多分本人もそう思ってたんだろうな



私はほんとに何も出来なかったけど
兄が父のために
実家をリノベーションして一緒に住もうと計画していたくらい
よく実家に顔を出して面倒みてくれていた

だから意識のあるうちに発見出来たんだと思う
本人はもっと早く…って悔やんでたけど
私は最後に息子の顔が見れて
安心出来たと思うよ

感謝しかない



お父さん
誰にも小言を言われず
甘いものいっぱい食べて
いっぱいお酒のんでね

闘病お疲れ様でした




シンシンに少しでも
5月のじいちゃんとの唯一の思い出が
大きくなっても定着してることを願ってる