お暑うございます
もうね、これしかないです💦
毎度、何処で誰に会っても…
暑い🥵
これ一択です
朝から既に暑い！
お昼前には体温に迫る勢いで容赦なく熱波が襲います！
命懸けですね
そんな耐えがたい暑さのせいもあって
昨晩は夕飯を作る意欲ゼロ
旦那さんに外食を提案し、近場でという事でバスに揺られること数分の居酒屋に決定‼️
と言うわけでいざ出発🚌
意気揚々で出発したのはよいけれど実は、バスの車中から見慣れた光景を眺めているとついつい思い出してしまうことがある。
母が認知症の初期でまだ自宅にいた頃のこと、2020年から2022にかけての切ない思い出。
母は認知症の症状が顕れる前年(母82歳の頃だったと思う)に運転免許証を返納した。
私が説得して返納させたのだ。
その時に
『私や長女や次女、それから旦那さんも…これだけ運転手がいるのだからいつでも乗せて行けるんだからね。遠慮なく言ってくれていいんだから』
こんな乗り文句で説得させた記憶がある。
それなのに…
いざ母が頼んできても最初の頃こそ気持ちよくドライバーを引き受けていたが、回を重ねるうちに連れては行くものの面倒臭そうにしたり、用事はまとめて言えとか、また今度とか言って"いつでも言って"という"約束"を反故にする様な態度をとったりする様になった。
その頃は私もまだ仕事をしていた時期で、休みの度に母の付き添いをする事が億劫になっていたのだ。
休み以外にも、仕事を休んだり遅刻や早引きをして病院に連れて行ったりする事に苛立ったりもする様になっていった。
そんな頃
確か旦那さんと二人で冒頭と同じバスに乗ってお出かけをした(たぶん同じ居酒屋に行こうとしていたと思う)。
ふと窓の向こうに母が歩いているのが見えた。
手には小さめのスーパーの袋
何度も後ろを振り向きながら帰りのバスが通るのを気にしているのが分かった。
ああ、母は病院に行きたかったけど、私に言い辛くて一人でバスに乗ったのだ。
あの小さめのスーパーの袋には恐らく病院でもらった薬が入っているのだろう
だって母のかかりつけ医はこのすぐ先にあるのだから。
そして帰りのバスが来ないものだから歩きながらバスが来るのを気にしているのだ。
確かこの時も暑い時期だっと記憶している。
こんな暑い中、母は私に言えずバスを気にするが故に挙動不審の様な姿で一人で歩いていたのだ。
それなのに私は呑気にバスに乗って母をやや上から見ていた。
あの時も何とも言えない、罪悪感と虚しい気持ちに苛まれたものだが、昨日久しぶりに同じ状況になって改めて心底、申し訳なさで心が押し潰された。
何故あんな態度でいたんだろう？
何故もっと頻繁に母の用事を気にしてあげなかったのだろう？
連れて行くから！いつでも言ってねといって免許を返納させたのに…
その後、母はちゃんとバスに乗れたのだろうか？(今でもそれはわからない)。
現在も、あの時あの炎天下の中で見た母の、何度も後ろを振り向きながら歩く姿が目に焼きついて離れない。
申し訳ないことをした。
ごめん、お母ちゃん。
そのことを旦那さんに話し、旦那さんにも同じ経験があるかと聞いてみた。
すると
『そりゃあるよ、仕事にかまけておざなりにしていた事は沢山ある。ご飯なんかも適当だったし
亡くなった当日は遅くまで飲んでて結局間に合わなかったしね。いまでも後悔しているよ』
と、さらりと言うけど中身は深刻で切実だった。
何年たっても消えることはないと言って…
皆そうなのかもしれない
でもあの母の姿は強烈で、後悔なとどいう言葉一つでは片付けきれないほどで、今でも自分を責め続けている。
旦那さんが…
『一生懸命やったって言い切れる人っているかなぁ？いないと思うよ。だからびぃびの今の気持ち普通なんじゃない？』
と言ってくれた
普通なんだろか？
そうなのかな？
見ちゃったから(母を)辛さが増してるだけ？
未だにわからないままである。
その後バスを降りて目的地の居酒屋へ歩いた。
その途中にあるのがかつての母のかかりつけ医だ。
見ると医院は取り壊され更地となっていた。
『院長先生も高齢だったからな、後継者もいなかったのだろうね。』
などと言いながら歩いたけれど
なんだか…
母が亡くなってその母が通った病院も今はない。
更地になった医院の跡地をみながら
先程の虚しい思い出に拍車がかかってしまった
後悔先に立たずとはよく言いますが
正にドンピシャで身に迫ります
母の死後に起きた私と兄の軋轢も、これの報いなのかと思う程です。
でも旦那さんがさりげなく
そんな事はないよ💙
と言ってくれたので辛うじてビールは美味しくいただけました
人生は失敗と後悔の連続と言いますが
いやぁ、もうしたくないです…後悔。
後悔するかしないかは賭けかもしれませんが
もう歳なのでね
慎重に行動したいものです