先日次女と、「この世界の片隅に」のミュージカルを観てきましたルンルン

 

私はこうの史代さんの原作漫画が大好きで、2016年のアニメ映画も、2018年のドラマも、2019年のエピソード追加版映画も観ています。

上矢印5年前に観た映画記事。

 

今回アンジェラアキさん作曲でミュージカル化すると聞き、「これは観なければびっくりマーク」と思い、やはり原作好きの次女と一緒に観てきました。

 

原作は結構淡々と話が進んでいく感じなので、ミュージカル化はどうなのかはてなマークという懸念はありましたが、とても素晴らしく感動的な舞台でしたキラキラ

 

星「この世界の片隅に」ミュージカル感想

 

むらさき音符原作の雰囲気を損なわないセットや俳優さんたちの演技が素晴らしかったです。

 セットの背景にこうの史代さんの漫画の背景を使うという演出も良いキラキラ

 

むらさき音符一幕は時系列が過去に行ったり現在(といっても昭和20年)に行ったりで、

 原作を知らない人だとストーリーが理解しづらいんじゃないかと思いました。

 時系列の説明のためか、説明的なセリフが多いところが気になりました。

 

むらさき音符曲がどれも素敵キラキラさすがアンジェラアキさん。

 オープニングにみんなで歌う「この世界のあちこちに」でもう泣けます泣くうさぎ

 

むらさき音符すずさん役の大原櫻子さん。

 可愛らしくて優しくてちょっとボーッとしている雰囲気がすずさんにピッタリ。

 でも泣いたり起こったりする場面は迫力があって、感情の振れ幅が凄かったです。

 

むらさき音符周作さん役の海宝さんと哲役の小野塚さん。

 お二人ともカッコいいラブ

 海宝さんは歌も上手ですね。小野塚さんは歌の場面が少なくてちょっと残念。

 

むらさき音符義理姉役の音月さんと、リン役の桜井さん。

 とてもキレイで役の雰囲気に合っている。歌もすごく上手で聞き惚れました。

 特に音月さんの歌う「自由の色」は泣けた泣くうさぎ

 

むらさき音符子役の二人も原作の雰囲気に合っていて可愛いラブラブ

 歌も上手。特にすずさんの子供時代の子。

 
むらさき音符隣組トリオが歌う「隣組マーチ」。
 明るくて楽しい歌(曲はドリフだし)なのですが、広島に原爆が落とされた後に、調が変わって暗くなっていくところが怖かったです。 
 とても印象的な場面でした。
 
むらさき音符原作の重要な場面は漏れなく忠実に再現されていて良かった。
 最後に広島の子を連れて帰る場面とか。もう号泣でした泣くうさぎ
 
戦時中のお話ですが、この原作のテーマは
「誰にも居場所がある。」ということなのですよね。
 
嫁いできたすずさんにも、子どもの頃に売られたリンさんにも、親を亡くした広島から来た子にも居場所はある。
そして、「自分で居場所や行く道を選ぶことが大切だ」ということ。
そんなメッセージを感じました。
 
それにしてもこんなに泣けるミュージカルは久しぶりでした泣くうさぎ
もう東京公演が終わっちゃうなんて残念もやもや
上矢印プログラムとCDを買ったらクリアファイルを貰えましたラブラブ
CDは在宅勤務のときにエンドレスで聞いてます照れ